2019年10月7日午前9時10分頃、日本水産庁の漁業取締船と北朝鮮の漁船が衝突事故を起こしました。
事故が起こった衝突場所は能登半島沖の「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる場所と言われています。
北朝鮮の漁船は転覆し、乗組員20名が海に投げ出されたということです。
今回は速報記事として
・北朝鮮漁船と水産庁の取り締まり船が衝突事故を起こした「大和堆(やまとたい)」という場所の地図
・衝突した事故原因
とまとめました。
【能登半島沖・地図】北朝鮮漁船と水産庁船の衝突場所は「大和堆(やまとたい)」
事故が起こった能登半島沖「大和堆(やまとたい)」と言う場所は
・能登半島の北西約350キロの沖合
・日本の排他的経済水域(EEZ)内
ということです。
事故が起こった場所「大和堆(やまとたい)」の地図はこちら。
日本と北朝鮮を挟んだちょうどど真ん中のあたりですね。
この事故が起こった「大和堆(やまとたい)」は好漁場と言われています。
それだけ良い海産物が獲れる場所なだけに、北朝鮮漁船も狙っていたのでしょうね・・。
【能登半島沖】衝突事故の原因は北朝鮮漁船が日本監視船に体当たりしたから?
今回衝突したのは日本水産庁の海上取り締まり船と北朝鮮の漁船です。
前項の通り、日本の海域内で起こった事故ですから、事故原因は
・北朝鮮船が違法に日本海域に侵入していた
・日本水産庁の取り締まり船が退去勧告
・両船が衝突して事故を起こした
ということのようです。
ネット上では、北朝鮮の漁船が日本の監視船にわざと体当たりしたのでは・・?という憶測が飛び交っています。
北朝鮮の漁船は以前から違法に日本海域に侵入することも多く、退去勧告をする日本の監視船に向かって武器を向けたこともあったそうです。
能登半島沖にある大和堆はイカやカニなどの好漁場で、北朝鮮の漁船が違法操業を繰り返しており、海保などは2018年に延べ1600隻以上の北朝鮮漁船に退去勧告した。周辺海域では今年8月、警戒中の海保の巡視船に対し、北朝鮮の武装船が小銃らしき武器を向けたこともあった。(引用:時事ドットコム)
2018年には1600隻以上も北朝鮮の違法漁船が日本海域に侵入していたとのこと。
2019年9月にも40隻以上の北朝鮮漁船に対して警告を発令していたという報道もあります。
1日平均で4隻以上の数字ですから、かなりの数の北朝鮮漁船が日本海域に不法侵入したいた計算になります。。。
それが武器を向けてくるわけですから、想像するととても怖いですね。。
北朝鮮漁船と水産庁船の衝突事故でけが人はなし
なお、毎日新聞の報道によれば、北朝鮮の漁船は沈没したものの日本水産庁の監視船は自力航行が可能だそうです。
さらに今回の事故でけが人は今の所出ていないとのこと。
北朝鮮の違法船だったにしろ、人命救助を最優先に救助活動がされています。
日朝衝突の可能性で関係悪化の可能性も・・ネット上の反応
また領海侵犯では?
人道的に救助はやむを得ないとしても、衝突した経緯や領海侵犯の有無をはっきりさせて、厳しく対応してほしい。
そうしないといつまでたっても舐められてしまう。(Yahooコメントより)
乗員はもちろんだが、なぜそんな所に北朝鮮の船が居るのか?
衝突ではなく取締船に確保されると問題のある積荷があったのではないか?日本近海の監視がどうなってるかが心配の事件です。(Yahooコメントより)
まず救助活動、ただ面倒くさいことになりそう。(Yahooコメントより)
海上保安官の皆さん
御安全に‼️
日本の漁業関係者の皆さん‼️
くれぐれも用心して下さい❗️
北も必死・自国領海の漁業権
を中国に売ったから🌀(Twitterより)
どっちが悪いんだか…(Twitter)
能登半島沖といえば不審船事件もあったなあ。
— くもや (@Mzc143_4) October 7, 2019
北朝鮮がぶつけてきたんだろ、どうせ(Twitterより)
先月だけで40隻拿捕ってものすごいな(Twitterより)
ネット上では、退去勧告をした日本水産庁の監視船に対して北朝鮮漁船が体当たりしてきたのでは?という憶測も上がっていました。
なんにせよ、まずは海に投げ出された方が早く救助されることを祈りたいと思います。