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【⚠️大雪⚠️】過去の大雪記録ランキング2020(東京)!雪が降る理由はなぜ?

日本は南北に長い島国で北と南で天候に大きく差がありますよね。

東京はちょうど真ん中あたりに位置しており、冬の降雪状況はその年によって大きく差があります。

そこで気になったのは東京都内の過去の大雪記録について。

過去に東京で雪が一番降ったのはいつだったのでしょうか?

そもそも、なぜ雪は降るのでしょうか?

雹(ひょう)や霰(あられ)とは何が違うのか?

といった理由も気になりました。

この記事では気象庁の過去のデータをもとに、

・過去の大雪記録ランキング(東京)
・そもそもなぜ雪が降るのか?
・雹(ひょう)や霰(あられ)とは何が違うのか?

についてまとめました。



東京の年最深積雪&年間降雪日数の一覧

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まず、気象庁発表のこちらのデータ。

東京都内で、一年に何センチ雪が積もったか&1年で何日雪が降ったかの記録です。

▼東京の年最深積雪の記録と年間降雪日数(気象庁)

東京の年最深積雪の記録と年間降雪日数(気象庁調べ)過去の都内の最大積雪の深さと年間降雪日数の一覧,2019

数字を見てみると、やはり東京の最深積雪は1ケタが多いですね。

降ったとしても積もらないことが多いということでしょう。

そんな中で10年に一度くらいのペースで、20センチを超える積雪がたまにあるという感じでしょうか。



過去の大雪記録ランキング(東京都内)

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前項の一覧データをもとにランキングにしてわかりやすくまとめました。

1位:1951年(昭和26年)2月15日 33センチ

2位:1954年(昭和29年)1月25日 30センチ

〃 :1969年(昭和44年)3月12日 30センチ

4位:2014年(平成26年)2月8日  27センチ

〃 :2014年(平成26年)2月15日 27センチ

5位:1968年(昭和43年)2月16日 23センチ

〃 :1994年(平成6年) 2月12日 23センチ

〃 :2018年(平成30年)1月22日 23センチ

近年では2018年の積雪がベスト5に入っていました。

そして2014年2月には2週に続いて30センチ近くも降っていたのですね!

東京都内ではかなり珍しいですよね。

筆者もこの時のことは記憶に残っています。

確か週末でした。



平均年間積雪日数の比較(東京都内)

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続いて、平均年間積雪日数を昭和と平成で比べて見ました。

・昭和:10.73日
・平成:8.55日

やはり温暖化のせいなのか、平成になって平均で2日も積雪日数が減っています

昭和が約40年で平成が約30年での”平均”の数値ですから、確実に降雪頻度が下がってきていることがわかります。

温暖化温暖化と騒がれていますが、こうやって数値化してみると本当にそうなんだなと実感するのではないでしょうか?

かといって個人でできる対策といえば、「電気や石油系の消費を節約する」くらいしか思いつかないですが・・・(悲)



なぜ雪は降るの?理由・仕組みまとめ

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そもそもですが、どうして雪は降るのでしょうか?

はたまたやわらかい雪と固い雹(ひょう)や霰(あられ)の違いってどう生まれるのでしょうか?

疑問に思ったため調べました。

なぜ雪は降るのか?理由・仕組み

水とは0度以下で氷に変わる物質だと理科の授業で習いましたよね。

そして雪は「氷の結晶」ということまでくらいはご存知なのではと思います。

つまり、水分が上空で低気温により氷の結晶になり地上まで降ってくるものが「雪」となります。

北海道上空の気温を平年と比べた図(2019年2月8日午前9時(ウェザーマップより引用)北海道上空の気温を平年と比べた図(縦軸は高さを示す)2019年2月8日午前9時(ウェザーマップ作画)
引用:ウェザーマップより

▲図はウェザーマップさんよりお借りした2019年2月8日午前9時時点での北海道上空の図。

地上1500mのあたりが約マイナス24度で、地上に近いところに寒気が滞留していることが特徴だそうです。

9日(土)の朝に伊豆諸島付近で発生すると予想される「低気圧」にこの寒気が関東上空に引き込まれると気温が下がります。

そして「低気圧から生まれる雨雲(水分)が雪(氷の結晶)に変わる」ことで雪が降るということになります。

なお、特に都内でよく降る「みぞれ」は、雪に雨がまざったもしくは雪が溶けかかっているシャーベット状のものをさします。

【画像】雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは?氷の結晶の拡大写真を比較

氷の結晶,雪氷の結晶(雪)
氷の拡大氷(拡大)

雹(ひょう)や霰(あられ)の違いは?

では、雹と霰の違いを見て見ましょう。

雹(ひょう)とは?

◾️雹(ひょう)

・直径5ミリ以上の氷の粒
・積乱雲に発生しやすく雷と一緒に降ることも
・空気中の水が凍って氷の粒となって成長したもので、氷の結晶が存在しない
・春や秋に発生しやすい
・2〜3センチのものも降ることがある

雹,ひょう雹(ひょう)

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霰(あられ)とは?

霰(あられ)

直径5ミリ未満の氷の粒
氷の結晶が存在しない
・雪混じりの「雪あられ」と半透明の「氷あられ」が存在する
「雪あられ」は雪、「氷あられ」は雨との扱いになる
・雪あられは冬に降りやすく、氷あられは春や秋に降りやすい

霰,あられ霰(あられ)

[/aside]

要は、「あられ」は「ひょう」と大きさが違うだけだそうです。

そして春や秋にも降るということですから、必ずしも寒さが原因ではないとのこと。



まとめ

都内の過去の大雪ランキング、雪が降る仕組み(理由)や雹(ひょう)や霰(あられ)の違いについてまとめました。

過去には東京都内で33cmも雪が降ったことがあったのは驚きでしたね。

まとまった雪が降ると東京都内の交通網は完全マヒとなりますから、そんな時はおとなしく家で鍋をつつくに限りますねw

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