ラグビーで日本代表になるだけでなく、医学部を目指すほど優秀な福岡堅樹(ふくおか・けんき)選手。
ラグビーでプロ選手となり、日本代表に入るだけでもすごいことですよね。
それをまだまだやれるタイミングにも関わらず、プロ選手を早期引退してまで医学部に進学したい理由は何なのでしょうか?
今回はラグビー日本代表の福岡堅樹選手が医者になりたい理由や引退して医学部に進学するのはいつか?についてまとめました。
福岡堅樹選手について
名前:福岡堅樹(ふくおかけんき)
年齢:27歳(2019年9月7日現在)
誕生日:1992年9月7日
身長:175cm
体重:83kg
出身地:福岡県古賀市
学歴:県立福岡高校→筑波大学
所属:パナソニック・ワイルドナイツ(日本)/サンウルヴズ(世界)
ポジション:ウィング(WTB)
福岡堅樹選手は5歳の時に父親の影響でラグビーを始めました。
高校時代には花園(全国大会)にも出場しています。
福岡堅樹選手の特徴は何と言っても類稀なるスピードです。
50mを5.8秒、100mを11.7秒
で走るそうです・・・!激ハヤ・・・ww
もはや陸上選手にもなれるスピードですよね。
ポジションはそのスピードが最も生かされるウィング(ポイントゲッター)を担当しています。
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福岡堅樹は医者を目指すも大学は1浪し、ラグビーを選んだ!
福岡堅樹選手は子供の頃から医者になるのが夢だったため、医学部+強いラグビー部がある筑波大学を受験するも不合格に。
2年目の受験の時に福岡堅樹選手は
1、ラグビーは諦めてもう1年浪人し勉強に励む
2、レベルを下げてラグビー部のない医学大学を受験する
3、筑波大学の別の学部に進みラグビーを続けながら、未来のために勉強を続ける
という選択肢の中から3を選び、筑波大学の情報学群に進学します。
その決断は正しかったかのように、大学デビュー戦で6トライ(得点)を決めた福岡堅樹選手は大学2年時に日本代表候補に選出されるにまでなりました。
2015年のラグビーW杯で歴史的勝利を収めた日本代表vs南アフリカ代表戦にも、出場。
しかも2015年当時、福岡堅樹選手はまだ大学4年生でした。
大学卒業後はラグビートップリーグの強豪パナソニックワイルドナイツに加入。
そして、世界プロリーグ(スーパーリーグ)のサンウルブズにも加入して活躍しています。
福岡堅樹が医者になりたい理由は祖父と過去の怪我だった!
と、ここまでラグビーで突出した才能を発揮し、プロ選手として世界を舞台に大活躍している福岡堅樹でしたが、医者になる夢は諦めていませんでした。
今でも1日1時間以上は将来のために勉強をしている福岡堅樹選手。
2016年3月のインタビューの時点で、福岡堅樹選手はこう答えています。
「僕は、筑波大学の情報学群に入学し、ラグビー部で活躍する道を選びました。しかし、『医師になる夢』をあきらめたわけではありません。まだ先のことになりますが、ラグビーの選手として世界の舞台で活躍した後、もう一度医学部へ入学し直して医学の道を目指したいと考えています」(事業構想大学院大学)
そこまでして福岡堅樹選手が医者になりたい理由は、一体何なのでしょうか?
福岡堅樹が医者になりたい理由・きっかけ①は祖父だった
実は福岡堅樹選手の祖父は地元の開業医で、父親は歯科医だったんですね。
福岡堅樹選手は幼い頃から祖父の姿を見ていて、医者に憧れるようになったそう。
そんな2人を見て育ったら「自分も将来医者になるんだ」と自然に考えてもおかしくないですよね。
ちなみに福岡堅樹選手のマウスピースは父が作ったものだそうですよ!
福岡堅樹が医者になりたい理由・きっかけ②は自分自身の怪我の経験と尊敬する医者との出会い
体を投げ打ってタックルをするラグビーは「骨折は怪我じゃない」と言われたりもするスポーツですよね・・ww
そんなラグビーをやっている福岡堅樹選手も例外ではなく、何度も怪我の経験があります。
福岡堅樹選手は高校2年生時に前十字靭帯を断裂や靭帯損傷をしてしまいました。
ですがそこで治療に当たってくれたスポーツ外科のお医者さんが「心から安心できる説明と治療をしてくれた」ことに感銘を受けたそうです。
さらにその担当のお医者さんは福岡堅樹選手の「医者になりたい」という想いを汲んで、自分の膝の手術の一部始終をモニターで説明付きで見せてくれたんだそうです!!
すごいですよね・・・!!^^;
そこまで実体験で自分の怪我や医療に向き合う機会はなかなかありません。
これも福岡堅樹選手の本気の気持ちがあったからこそ実現したことなのでしょう。
そういった、
自分のバックグラウンドや担当してくれた医者との出会いがきっかけで、福岡堅樹選手は医者になる夢を追い続けているのでした。
さらに
・自分の経験を活かし、患者に信じてもらえる医者になりたい
・プロラグビー選手からの医者への転向をすればパイオニアになる
という想いを持ち、現在福岡堅樹選手はラグビー日本を代表して世界と戦っています。
福岡堅樹が引退して医学部に進学するのはいつ?
福岡堅樹選手は日本開催のラグビーワールドカップ2019、2020年東京五輪までラグビーを全力でやったのちに引退し、医者を目指して医学部進学のために集中するそうです。
引退してすぐに医学部に進学することは難しいかもしれませんが、福岡堅樹選手なら数年集中して勉強をすれば必ず医者になれる人材ですよね!
仮に30歳で医学部に進学すれば、スムーズにいって医学部卒業は36歳。
30代後半で念願のお医者さんになれるのではないでしょうか?
さらに福岡堅樹選手は自分自身が怪我に悩まされた当事者であるという、他のお医者さんとは違う特別なお医者さんになれますよね。
絶対いいお医者さんに違いありません!