今やLINEといえばなくてはならないツールですが、その新サービス「LINEヘルスケア」が「登録医師の暴言」によって大炎上してしまいました。
2020年8月2日にはLINEヘルスケア側が「登録医師の暴言」について謝罪。
一体、LINEヘルスケアはなぜ炎上してしまったのでしょうか?
LINEヘルスケアの炎上ツイートの画像や内容について調査したところ、驚愕の事実が判明しました!
【画像】LINEヘルスケアの炎上ツイート内容に驚愕・・
LINEヘルスケアが炎上するきっかけとなった発端はこちら▼のツイートでした。
次項でLINEヘルスケアの炎上内容について詳しくまとめます。
【画像】LINEヘルスケア炎上のきっかけは登録医師による暴言内容
LINEヘルスケアが炎上した一番のきっかけは登録している医師のアドバイスにヒドイ暴言があったことでした。
「リスカやODで発散するのは低レベル」
「言葉にできないやつがガキンチョ」
「診断なんかいくらでもつけられますよ。よくいる世間知らずの10代の女の子です」
「生きている価値がないというのは正解」
「結論としては、死ぬのが正解なんでしょう」
▼LINEヘルスケア登録医師による暴言内容のスクショ画像
このあまりにもヒドイいいようには、言葉もありません・・。
とくに相談されている方は真剣に悩んで悩みを打ち明けており、下手したら命に危険を及ぼす可能性もあるわけです。
本当に上記のようなアドバイスをする方が本当に医師免許を持っているのか、疑ってしまいますよね。
実際、上記のLINEヘルスケア登録医師によるアドバイスに対し、本当に医師免許を持つユーザーが疑問を呈していました。
【画像】LINEヘルスケアの実態は詐欺まがい?!
LINEヘルスケア登録医師によるアドバイスがネット上で炎上した今回の騒動。
あまりにも常識外れな医師によるアドバイスの内容を見て、「詐欺じゃないの?」という声も挙がっていますが、結論として詐欺だとは言えないようです。
LINEヘルスケアは詐欺ではないらしい
というのも、この「LINEヘルスケア」のサービスは
・LINE
・m3.com
というサービスが共同で展開しているのですが、この「m3.com」というのが医療従事者専用サイトなのです。
要は、日本の約30万人弱の医師免許を持った人専用のキャリアサポートのサービスになります。
ということは、LINEヘルスケアに登録している人物は「医師免許を持っている」ことは確実なはずです。
(もし医師免許を持っていない医師がLINEヘルスケアで対価を受け取った上でアドバイスをしていたとすれば、LINEヘルスケアの詐欺となるようですが・・)
LINEヘルスケア登録医師が資格詐称をしている?!
ただ問題なのは、実際に医師免許を持っていたとしても、サービスの自己紹介欄に資格詐称や専門分野の記載に嘘が含まれる場合が散見されていることです。
要は、相手は素人だから「凄そうな経歴や資格を記載すれば儲かりやすい」という姿勢が見え見えなのです・・。
というのも、一部の医師を除いて基本的には医者は1つまたは関連する専門分野の中で医師として活動をしています。
内科医が外科手術をすることはまれでしょうし、耳鼻咽喉科医が小児科医も産婦人科医も消化器内科医も皮膚科医もすべて兼任することはほぼ不可能。
ただLINEヘルスケアに登録している医師は「診療科」の項目も「専門分野」の項目も複数記載していることが判明しています。
さらに資格の項目欄には「医師免許」についてではなく、「所属学会名」を羅列しているのです。
経歴や資格を記載する欄には「すごそうな経歴」を詰め込んで、専門性の欄には「色んなジャンルの質問が来た方が金儲けできるから書いちゃえ」といったことでしょう・・。
医師免許を持った方が見ればツッコミどころ満載な説明文でも、素人にはわかりにくいですよね。
実際に医師免許を持った方のレビューでは
「あまりにひどい実態が見えてきました」
と告発されています。。
LINEヘルスケア炎上に対するネットの反応
LINEヘルスケアこわい
— akinose (@akinose) August 3, 2020
すげーーなLINEヘルスケア…半沢直樹で出てきた融資窓口くらい悪質じゃん…
— ざきこー (@KOGARDEN) August 3, 2020
LINEヘルスケア、無料体験みたいなのを使ったけど、あからさまに手抜きというか片手間でやってて、時間枠で課金されるのに、ほとんどの時間無反応で、実質30分のうち10分も相談のってもらえなかった。
無料だったからしょうがないと思ったけど、もし課金してたらあんなんクレームだと思った。— shinchaaaaaaan (@shinchaaaaaaan) August 3, 2020
LINEヘルスケアに限ったことじゃなく精神科医でもこういう人いるからしょうがないけど顔と名前出てないのはなんだかな
その先生の時はせめて2度と当たらないように処方箋の名前しっかり確認したけど卑怯すぎるそのうち子供に熱が出たらキャベツをわかぶせろってアドバイスが来そうな世界だな、、、
— K* (@kyotomin) August 3, 2020
LINEヘルスケアで相談するとデタラメな回答がつくと話題だが、WELQ事件から学ばなかったのか
命に関わることなので医師の質はきちんと担保されるべきだし、それがサービスの信頼を構築するのでは
ラインで気軽に相談できるのは魅力的なので、改善に期待
— nanakura (@nana_twac) August 3, 2020
中には実際にサービスを利用して、「30分なのに10分しか対応してもらえなかった」といった声もあり、登録医師側のずさんな姿勢が浮き彫りですね・・。
LINEヘルスケア、有料かと思ったら「現在無料で利用できます」だという。どこの誰が答えているのかよく分からないのではアドバイスにも相談にもならない。金をとったうえで回答する医師が実在していて専門家であることを証明しないといけないだろう。
— SATO, Ryo (@beerlove_ryo) August 3, 2020
とはいえ、LINEヘルスケアの登録医師全員がこういう人ばかりではなく、中にはしっかり対応する医師もいるようです!
まじか。LINEヘルスケア、私が質問した先生はわりとていねいに相談にのってくれたけどなあ…整形外科だけど。
— もも (@netbooker_momo) August 3, 2020
LINEヘルスケアとは?そもそもどんなサービス?
LINEヘルスケアとは、
・30分区切り2000円/1000文字1000円~利用ができるLINEのオンラインサービス
・匿名相談がOKで24時間利用可能
・LINEと医師専用登録サイトm3が提携してサービス展開している
・専門分野の医師からLINEを通じて相談に乗ってもらうことができる
・経産省の遠隔健康相談体制強化事業として、プロジェクトには税金が投入されている
・新型コロナによる対象期間は無料でサービスを利用できる
サービスです。
急な体調不良ですぐに病院に行けない時や、対面で相談しにくい内容を気軽に利用ができるのは便利ですよね。
その一方、登録医師の意識や実力、コミュニケーション力次第では受けられるサービスのクオリティに差が生じてしまうことがネックと言えそうですね。
筆者個人的にはUberのように「医師の評価制度」も備えることによって、炎上騒動のようなことは起こりにくいのでは・・・と思いましたが。。
やはりLINEで相談できる手軽さは魅力なので「今後に期待する」という声も見受けられました。
不誠実な医師は淘汰されることを願いましょう・・・。