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【動画】「真夜中のドア」松原みきとカバー(レイニッチ)を比較!人気の理由は?

1979年11月5日にリリースされた歌手・松原みきさんのデビュー曲「真夜中のドア Stay with me」が2020年11月に入って世界47各国でTOP10入りしたというニュースが話題です。

約30年の時を経て世界中で大ヒットしている理由はインドネシア人YouTuberのレイニッチさんが「真夜中のドア Stay with me」をカバーしたからでした。

この記事では

・松原みきのオリジナルとレイニッチの「真夜中のドア Stay with me」のカバー曲を動画比較
・「真夜中のドア Stay with me」が人気の理由
・松原みきさんレイニッチさんの詳しいプロフィール

についてご紹介します!



松原みきの「真夜中のドア Stay with me」が世界47か国でTOP10入りの快挙

松原みきの「真夜中のドア Stay with me」が世界でブームになっていることを報じる新聞記事の画像引用:Twitter

松原みきさんは1979年11月5日に「真夜中のドア Stay with me」のリリースでデビューされた日本の歌手です。

ところがその約30年後の2020年11月に入り、「真夜中のドア Stay with me」が世界47か国でTOP10入りの快挙を成し遂げたのです。

厳密に言えば、世界中で大ヒット中の「真夜中のドア Stay with me」は松原みきさんのオリジナル曲ではなく、インドネシアYouTuber「レイニッチ」さんのセカンドシングル曲としてカバーされた「真夜中のドア Stay with me」

「真夜中のドア Stay with me」ヒットの背景には

2020年前後、日本の1970~80年代のシティーポップが世界各地でじわじわと人気だった

という事実があり、レイニッチさんのカバー曲で人気に火がついたことで

国をまたいでSpotifyで460万回以上、Apple Musicでも100万回以上再生

という快挙を達成したのです。

1979年にリリースされた歌手の松原みきさんのデビューシングル「真夜中のドア/stay with me」が、世界のApple Music J-Popランキングにおいて12カ国で1位を獲得し、合計47カ国でTOP10入りという不思議な事態が発生。リリースから41年の時を経て起こったリバイバルヒットの裏には、インドネシア人YouTuberレイニッチの存在がありました。
(中略)
松原さんの歌うオリジナル版が世界的ヒットとなった裏には、ここ数年で日本の1970~80年代のシティーポップが各地で人気となっているという背景に加え、レイニッチ版リリースが追い風となって楽曲そのものへの注目度が上がったためであると予想されます。海外を中心にじわじわと人気に火がつき、サブスクリプションサービスSpotifyでは直近1年間で460万回、Apple Musicでは100万回以上再生を達成。特にインドネシアでは1カ月で3万回再生を記録したほか、タイ、マレーシアでも再生数が大きく増加しています。

引用:ねとらぼ



【動画】松原みきの「真夜中のドア」VSレイニッチのカバーを比較!

真夜中のドアStay with meが30年後に世界で大ヒットした松原みきの顔画像引用:松原みきさん
Twitter

早速、気になる「真夜中のドア Stay with me」について

①松原みきさんのオリジナル曲
②レイニッチさんのカバー曲

を比較してみましょう!

▼松原みきの生歌「真夜中のドア Stay with me」動画

デビュー前はクラブハウスやジャズパブで歌っていた経験もある松原みきさんだけあって、若いながら絶妙な渋さとハスキーボイスがカッコ良いですね!

10代とは思えない魅力が爆発している松原みきさんの「真夜中のドア Stay with me」です!

▼インドネシアYouTuberレイニッチ(Rainych)の「真夜中のドア Stay with me」動画

一方、オリジナルの松原みきさんとは打って変わって、レイニッチさんはとっても可愛い声でクセになりますよね!

また最近はやりに流行っている合成音声のボーカロイドこと「ボカロ」の楽曲を連想させる曲に仕上がっているのではないでしょうか?

そんな流行りもミックスされたからこその大ヒットとなったのかもしれません。

真夜中のドア Stay with meの世界ヒットに対するネット上の声

1970年代の楽曲が今になって世界中で人気になっている事実に、ネットでは驚きとなつかしさの声であふれかえっています!

https://twitter.com/kekkees/status/1329953081350520832

https://twitter.com/hiroman07590935/status/1329921579258580993

松原みきの「真夜中のドア Stay with me」が世界でブームになっていることに対するツイッター投稿画像 松原みきの「真夜中のドア Stay with me」が世界でブームになっていることに対するツイッター投稿画像




松原みきのプロフィールと現在

真夜中のドアStay with meが30年後に世界で大ヒットした松原みきの顔画像引用:Twitter

約30年の時を経てデビュー曲が大ヒットした松原みきさん。

一体どんな方なのでしょうか?

松原みきさんのプロフィールと現在について調べてみました。

<松原みきのプロフィール>

本名:松原みき
誕生日:1959年11月28日
年齢:44歳で死去(2004年10月7日)
出身地:大阪府堺市
活動期間:1979年~2001年

松原みきさんは母親がジャズシンガーだったことで3歳の頃からピアノを習い始め、ジャズが大好きな少女でした。

中学生の時には松原みきさんはロックに興味を持ち、バンド活動を積極的に始めます。

1977年、高校3年生18歳の時に松原みきさんは東京に上京し、ライブハウスや米軍キャンプのディスコなどで歌うといった活動を続けていました。

真夜中のドアStay with meが30年後に世界で大ヒットした松原みきの当時の画像引用:Twitter

そして1979年の夏に六本木のジャズ・パブで飛び入り参加をした際に、プロデューサーの世良譲氏に才能を見出され、その年の11月5日に「真夜中のドア Stay with me」でデビュー。

松原みきさんはデビュー早々で複数の新人賞を獲得し、その後約20年に渡って歌手として第一線を走り続けました。

憧れの歌手はダイアナ・ロスと雑誌のインタビューで答えています。

松原みきは現在既に亡くなっている!死因は子宮頸ガンだった・・

真夜中のドアStay with meが30年後に世界で大ヒットした松原みきの顔画像引用:Twitter

音楽に生まれて音楽に生きるような人生を送った松原みきさんですが、歌手活動を熱心にしているさなか、2001年にがんを告知されます。

そこから音楽活動はすべて休止し闘病生活を送っていましたが、残念ながら2004年10月7日、松原みきさんは子宮頸癌のため亡くなっています。

松原みきさんは44歳という若さでこの世を去ってしまったのです。

その後リリースから30年経ったのちに世界中で自身のカバー曲がヒットしているだなんて素敵なことですが、松原みきさんご本人が亡くなってしまっているのは残念でもありますね・・・。



インドネシアYouTuberレイニッチのプロフィール

松原みきの「真夜中のドア Stay with me」をカバーして世界で人気になったインドネシア人YouTuberのレイニッチのインスタ顔画像引用:Instagram

続いて松原みきさんのカバー曲「真夜中のドア Stay with me」をカバーしたインドネシア人YouTuberのレイニッチさんについてご紹介します。

<レイニッチ(Rainych)のプロフィール>

ステージネーム:Rainych Ran(レイニッチ・ラン)
誕生日:1992年10月20日
年齢:28歳
出身地:インドネシア・スマトラ島
肩書:YouTuber、歌手

レイニッチさんは2015年からYouTubeに動画を公開し始め、2020年11月現在では125万人のチャンネル登録者数を誇る人気YouTuber。

とってもかわいらしい少女で、アラサーにはとてもじゃないですが見えませんね!w

松原みきの「真夜中のドア Stay with me」をカバーして世界で人気になったインドネシア人YouTuberのレイニッチのインスタ顔画像引用:Instagram

いつもヒジャブを被っているのでムスリム(イスラムを信仰する人)であることがわかります。

【動画】レイニッチが世界で人気になったきっかけはDoja Cat

レイニッチさんが世界的に人気になったきっかけはアメリカ人歌手Doja Catという歌手でした。

https://twitter.com/DojaAccess/status/1327261099473985536

というのも、Doja Catのオリジナル曲「Say So」を日本語バージョンのカバー曲としてレイニッチさんが歌い上げ、TikTok上で視聴したDoja Cat本人が絶賛したのです。

▼Doja Cat本人がレイニッチの日本語カバー「Say So」を絶賛する動画

これを機に世界中に「レイニッチ」というYouTuberが知れ渡り、セカンドシングルとなった松原みきさんのカバー曲「真夜中のドア Stay with me」もヒットにつながったのですね。

▼Doja catの「Say So」オリジナル曲動画

レイニッチは日本に来た事もない&日本語も一切話せない

松原みきの「真夜中のドア Stay with me」をカバーして世界で人気になったインドネシア人YouTuberのレイニッチのインスタ顔画像引用:Instagram

日本語で楽曲をカバーしているレイニッチさんですが、実は日本に来た事はなく、日本語も一切話すことはできないそうです。

人気がでるきっかけになった「Say So」は、地元で出会った「日本語の歌を愛する人のコミュニティー」を介して知り合った東京に留学中のインドネシア人に翻訳を依頼し、曲もオリジナルミックスを他の人に依頼しています。

そんなレイニッチさんが日本語の曲を歌うきっかけになったのは、子供の頃から見ていた「日本の漫画やアニメ」だったといいます。

また日本語の「響きが綺麗だと感じているからこそ、日本語にこだわりがある」こともインタビューで答えていますね。

最初にカバーしたのは、日本のアニメ「NARUTO(ナルト)」の曲でした。
「『名探偵コナン』も『ナルト』も、小さな頃からずっと身近にあったんです。テレビでも放映されていたし、マンガは貸本屋でいつも読んでいました」
(中略)
「日本語はきれいで、美しいです。発音も、聴き心地が良い。初めて聞いたときから、日本語の『音』がとても好きでした。それが、Say Soの曲にもとても合っているんじゃないでしょうか。インドネシア語訳だったら、こんな響きにはならないでしょう」

引用:Withnews

松原みきさんの「真夜中のドア Stay with me」が世界中でヒットしている背景には、レイニッチさんの日本語愛があることがよく分かるエピソードですよね!

レイニッチさんにはぜひこれからも日本語の歌をたくさんカバーして世界に広げていって頂きたいですね!

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