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【動画】宇都宮健児のプロフェッショナル放送内容!日本常識を変えた弁護士だった

多重債務問題 解決の第一人者として知られている宇都宮健児弁護士!

宇都宮健児弁護士は2006年にNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で特集されたプロ中のプロ弁護士です。

そんな宇都宮健児弁護士が2020年の都知事選に出馬することになったので、

  • プロフェッショナル 仕事の流儀の内容完全まとめ
  • 宇都宮健児弁護士が東京都知事になったらどうなる!?

についてまとめてみました!



宇都宮健児ってどんな弁護士?プロフィール

名前 宇都宮 健児(うつのみや けんじ)
生年月日 1946年12月1日
年齢 73歳 (2020年5月)
出身地 愛媛県東宇和郡高山村(現:西予市明浜町)
最終学歴 熊本県立熊本高等学校卒業
東京大学法学部中退
職業 弁護士
肩書き 日本弁護士連合会会長(2010年 – 2011年度)
週刊金曜日編集委員
全国ヤミ金融対策会議代表幹事
オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長
反貧困ネットワーク代表
年越し派遣村名誉村長

宇都宮健児弁護士は愛媛県東宇和郡高山村の田之浜(たのはま)という海に面した地域で生まれました。

宇都宮健児弁護士の父親は傷痍軍人(戦傷を負った軍人)で、土地を開拓し畑を耕して長男の宇都宮健児弁護士をはじめ家族を養ったそうですね。

地元は当時電気もなかったのですが、宇都宮健児弁護士は幼い頃から勉強・スポーツ共に秀でていたため、親戚と相談し中学からは熊本県に移り住みました。

両親を楽させたいという思いからプロ野球選手を目指したこともあり、また大学を中退した理由も貧しい実家を助けるために早く社会人になりたかったからだとか・・!

このエピソードから宇都宮健児弁護士はとても家族思いの人柄であることが伝わってきますね!

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【動画】宇都宮健児弁護士のNHKプロフェッショナル放送内容完全まとめ!

宇都宮健児弁護士は2006年2月7日に放送されたNHKプロフェッショナル 仕事の流儀5回目放送「人生も仕事もやり直せる」に出演し、弁護士の仕事について語りました。

▼宇都宮健児弁護士のプロフェッショナル動画はこちら

早速、宇都宮健児弁護士の「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」放送内容まとめをご紹介いたします!

「プロフェッショナル」での宇都宮健児弁護士の姿とは?

NHKプロフェッショナルで紹介された宇都宮健児弁護士は

  • どこにでもいそうな小柄な男
  • 数々の社会悪と戦ってきた凄腕弁護士
  • その名を聞けば暴力団も尻込みする
  • 実は機械が大の苦手(パソコンが使えない)で貧乏性
  • けれど弁護士としては他人がやらないことをやる → 12月の真冬でも東京新宿中央公園を訪れ、多重債務でホームレスになっている人達に力になると声を掛けて回る

このように社会的弱者に寄り添う人でした。

宇都宮健児弁護士の実績がハンパない!

戦後の名だたる悪徳商法事件には必ずといっていいほど宇都宮健児弁護士が関わっています。

  • 豊田商事事件の被害者救済に奔走
  • 地下鉄サリン事件:被害対策弁護団長、オウム真理教を破産させ被害者への賠償を実現
  • 振り込め詐欺の刑事告発
  • 霊感商法
  • オレンジ共済組合事件
  • オレオレ詐欺
  • KKC事件(経済革命倶楽部事件)

そして今(2006)一番力を入れているのは、闇金融によって多重債務者となった人達を救済する仕事です。

実は宇都宮健児弁護士は多重債務の過酷さを描いた宮部みゆきさんの迫真のベストセラー「火車」に登場する弁護士のモデルにもなっています!

それほど、宇都宮健児弁護士は闇金融によって多重債務を負った人達の救済者として有名なんです・・!

宇都宮健児弁護士のプロフェッショナルな交渉術とは?

https://www.instagram.com/p/vYVFvmnLOH/

続いてNHKプロフェッショナル番組内で紹介されていた宇都宮健児弁護士の「プロフェッショナルな交渉術」についてまとめてみました!

対 被害者へのプロフェッショナルな交渉術

相談に来た被害者を決して責めない → 責めれば心を閉ざし解決が遠のく

そして励ます
  • あまり無理したらダメです
  • 身体をよくしないとね
  • 無理してやるとまた(身体を)悪くしたりとか
  • 弁護士がついときゃ大丈夫だから

なんだか、宇都宮健児弁護士の人としての優しさがにじみ出ていますよね・・・!

対 闇金融へのプロフェッショナルな交渉術

  • 受任通知をする(業者との交渉全てを弁護士が肩代わりすることを通告する文章)→これを送れば法律により債務者への直接の取り立てはできなくなる
  • 闇の金融業者を法律の力で日の当たる場所に引きずり出す

借りた金は一切返さない(違法の悪徳業者に対し)
逆に刑事告発し追い詰める

この世で一番恐ろしいかもしれない相手にも、容赦なく切り込んでいく宇都宮健児弁護士はかっこよすぎます。

宇都宮健児弁護士のプロフェッショナル=弱者に寄り添うこと!

宇都宮健児弁護士は、誰もやりたがらなかったからこそ「悪徳金融への対処」に取り組み始めました。

そして被害者たちにとっては自分自身が最後の砦であることを理解しているのです。

その為、宇都宮健児弁護士は社会的弱者である被害者にとことん寄り添い信頼関係を築くことを第一優先にしていました。

そして「何があっても見捨てない」こう言うのです・・・。

  • 弁護士の仕事で儲けようなんて考えない→そういう人は経営者になればいい
  • 多重債務の相談は金にはならない→闇金融1社と交渉して、料金2万円を月5000円からの分割払い
  • 安いけど100件も200件もやれば、ほどほどに事務所経営はできる。収入は一般弁護士並(年収1000万円程度
  • 相談者(被害者)に裏切られるのを覚悟しないといけない→取り立てが止まり、お金に余裕が出来たら自分の遊びに使って支払わない人もいる。
  • 給料をもらったら弁護士費用の支払いはできるはずなのに使っちゃったと素直に言えない人もいる→それでも見捨てたら他にいくとこがないので、見捨てない

宇都宮健児弁護士が語る仕事におけるプロフェッショナルとは

番組終盤で「宇都宮健児弁護士にとってのプロフェッショナルとは?」の質問に、こう答えました。

  • 他人に迷惑をかけず、他人を犠牲にしたり押しのけたりしないで生活のために働くこと
  • ちゃんと自力で生活できれば立派なこと
  • そこにちょっとだけ人のために役に立つことが出来れば、それが上出来

宇都宮健児弁護士が仕事においてこのように献身的な姿勢で向き合えるのは、尊敬する両親と若き日の挫折のおかげとのことです。

宇都宮健児弁護士の尊敬する両親

プロフェッショナル番組の中で、宇都宮健児弁護士は両親を尊敬していると話していました。

実家がある田之浜は江戸時代前期に開発された半農半漁の地で、1955年に宇都宮健児弁護士家族は大分県国東半島に開拓入植。

宇都宮健児弁護士の両親は山を切り開いて開拓し、畑を作ってミカンを育てて家族を養っていたそうです。

泣き言一つ言わず黙々と働いて子供たちを学校に行かせていた両親は、自分たちの働く意味について語ったことはほとんどないのだとか。

ただ子供たちのために自然と格闘して畑を作って家族を養う、宇都宮健児弁護士はその姿こそが立派な姿だと語ります。

そんな両親を助けるために、大学を中退して弁護士になった宇都宮健児さんですが、そこで人生最大の逆境が訪れます。

宇都宮健児弁護士が事務所をクビになった若き日の挫折

宇都宮健児弁護士は東京大学法学部にストレートで合格し、大学在学中の1968年に難関中の難関である司法試験にも合格!

宇都宮健児弁護士は貧しい実家を助けるために、大学を中退し異例の速さで弁護士のタマゴとなります。

当時東京都有楽町にあった岡安法律事務所にイソ弁(居候弁護士)として入所した頃は希望に満ちたスタートでした。

しかし、宇都宮健児弁護士は人付き合いが上手ではありませんでした。

そのため、周りの同期が人脈を作って次々と独立していく中、宇都宮健児弁護士だけは細々と離婚や相続の仕事をこなしていたとか・・

そんなある日、ボス弁(事務所代表弁護士)に呼び出され、

いつまでここにいるつもりだ
もうそろそろいいだろう

と言われ、事務所に居場所がなくなった宇都宮健児弁護士は31歳の時に収入の道を絶たれてしまいます・・・

生活のために専門学校の講師として働く中、苦しい生活を打破するために東京弁護士会を訪れました。

そしてそこで宇都宮健児弁護士は”誰もやってくれない仕事がある”としてサラ金の取り立てを止める仕事を依頼されたのです。

そこで初めて闇金融と対峙した宇都宮健児弁護士。

宇都宮健児弁護士はそれまで離婚や相続などいろんな事件を担当してきましたが、闇金融の事件では、他の事件では味わえない遣り甲斐を感じたとか・・!

頼りにされる、張り合いがあるその仕事こそが、自分にできる仕事だと確信した宇都宮健児弁護士は

  • 最初の事務所をクビになった時は、”あんたは要らない”と全人格を否定され展望がなかった
  • 営業能力があって、目先のきく弁護士だったら早く独立してこういう事件はやらなかった
  • 落ちこぼれの弁護士だったからそういう天職に出会えた

と過去を振り返りました。

抜本的な法改正を目指す宇都宮健児弁護士

そしてプロフェッショナル番組の最後では、宇都宮健児弁護士が政治家を目指すきっかけになったのではないかと思われる事件が紹介されました。

2003年に摘発された元山口組系五稜会の幹部梶山進氏とその一味が隠し持っていた財産を、宇都宮健児弁護士は被害者たちのために差し押さえようとしていました。

闇金融の帝王と呼ばれた彼らは、3億3600万円という巨額の財産を隠し持っていました。

それらは全て闇金融の被害者たちに返されるべき財産だと宇都宮健児弁護士は考え、原告の闇金の被害者たちと返還を求めた裁判を起こしました。

しかし、そこで押収されたお金を東京国税局も狙っていたのです。

逮捕された暴力団が税金を滞納していたという理由から、東京国税局は東京地検が押収していた彼らの財産を引き渡すよう主張しました。

ですが被害者の中には闇金への返済のために2000万円以上支払った人もおり、家族と仕事まで失った人もいました。

宇都宮健児弁護士は違法に集められたお金から税金を取るのはおかしいと主張。

東京国税局と直談判までしたのですが、結局財産のうち、約1億円が東京国税局に引き渡されてしまったんですね・・

この時、

  • 常識的に考えて本来裁判をやれば被害者に返されるべき財産
  • そんなお金に課税して国が持っていくというのは普通の人が考えてもおかしい
  • しかし法理的には非常に難しい

という現実にぶち当たったのです・・

宇都宮健児弁護士は

道は自分で作る

という考えで生きているので、抜本的な法改正を目指すべく政界への進出を決心したのかも知れませんね・・!?




宇都宮健児弁護士が東京都知事になったらどうなる!?

2020年7月の東京都知事選に出馬すると表明した宇都宮健児弁護士。

社会悪と戦い続けた宇都宮健児弁護士は「都民一人ひとりの生存権がかかった選挙である」とその強い想いを語っています。

宇都宮健児弁護士は都知事になったら

  • 新型コロナウイルス感染症から都民の命を守る医療体制の充実と自粛・休業要請等に対する補償の徹底
  • 都立・公社病院の独立行政法人化を中止するとともに、これまで以上に充実強化を図る
  • カジノ誘致計画は中止

引用:希望のまち東京をつくる会

上記を緊急課題として取り組み、

  • 子どもの貧困をなくす(給食無償化)
  • 誰もが学べる東京を実現(都立大学無償化)
  • 住まいの貧困をなくす(住宅補助等)
  • 働く者の貧困をなくす(正規労働者を増やす)
  • 災害対策を強化
  • 道路政策の見直し
  • 羽田空港新ルート低空飛行の実施反対(都民の安全のため)
  • 温暖化対策

こちらを重視課題として解決に取り組みたいとマニフェストを掲げています。

もし全て実現出来たら素晴らしいのですが、様々な社会のしがらみや経済事情が絡み合う政治は、法廷での戦いとはまた違う難しさもあるでしょう・・。

しかし、宇都宮健児弁護士の人格の素晴らしさは多くの人々が知っているので、都民の中にはそんな宇都宮健児弁護士に希望を託したい人も多いのではないでしょうか?

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