第二次安倍内閣以降、安倍晋三元総理大臣の辞任まで外務大臣兼防衛大臣として、手腕を奮ってきた岸田文雄氏。
実は代々政治家×実業家の家系に生まれたハイブリッドで、幼少期は海外で生活したなどの経験もあるエリートです。
そんな岸田文雄氏の家柄について、家系図をもとに詳しくご紹介いたします!
【家系図】岸田文雄の親戚は政治家×実業家のハイブリッド!
おはようございます!
いよいよ自民党総裁選告示日となりました。
益々やる気が漲っています。
選挙運動期間中、寸暇を惜しみ、全身全霊を傾けて政策と実行力を訴えます。
活動内容は、私のアカウントでもアップしますので、ぜひご覧下さい。#岸田文雄 #キッシー #自民党総裁選2020 #分断から協調へ pic.twitter.com/ckKCslfT2l— 岸田文雄 (@kishida230) September 8, 2020
岸田文雄氏の家系は祖父の代から代々政治家や実業家として才気をふるい、家系を盛り立ててきました。
まずはわかりやすく岸田文雄氏の家系図をご紹介します。
赤字が政治家家系、青地が実業家家系の人物で表示しています。
岸田文雄氏の家系、本当にすごいですね・・!
続いて岸田文雄氏に近い主なメンバーをリストにしてみました。
- <実家>
-
- 祖父・正記(広島県人・実業家(百貨店経営)、政治家)
1895年生 – 1961年没
-
- 父・文武(広島県人・通産官僚、政治家)
1926年生 – 1992年没
- 母(佐賀県人・実業家井口良二(元日東製粉社長)の次女)
- 妹(国税庁長官・可部哲生の妻)
- <自・家族構成>
- 妻・裕子、息子3人
- <岸田文雄の親戚家系>
-
- 叔母
玲子(夫は内務官僚、政治家宮澤弘〈元広島県知事・参議院議員、宮澤喜一元首相の弟〉邦子(夫は元公正取引委員後藤英輔〈後藤環爾(僧・西本願寺執行長)の息子)
- 大叔父・岸田正次郎(実業家)
- 叔父・岸田俊輔(大蔵官僚、銀行家・元広島銀行会長)
- 従兄・宮澤洋一(大蔵官僚、政治家)
岸田文雄は政治家3代目!親戚に元首相もいる?
岸田文雄氏は祖父の代から続く政治家家系です。
さらに、遠い親戚には第78代総理大臣を務めた宮沢喜一元首相もいます。
改めて岸田家の家系図はこちら▼。
こちらをもとに、各主要人物についてご紹介します。
祖父:岸田正記(広島県人・実業家(百貨店経営)、政治家)
祖父である岸田正記氏が、岸田家の政治家家系の始まりです。
名前:岸田正記
生年没年:1895年-1961年
出身校:京都帝国大学法学部
前職:元幾久屋百貨店主
岸田正記氏は先代経営の貸家業を継ぎ1933年幾久屋百貨店を創立した人物です。
1928年に衆議院議員初当選以降、戦前の選挙で以後6期連続当選し、海軍参与官などのポストに就くも、戦後に一度公職追放されます。
追放解除後の1953年に衆議院議員に再び当選し、幾久屋商事社長、穏田マンション社長を歴任し、戦後の日本の実業界を支えた人物です。
父・岸田文武(広島県人・通産官僚、政治家)
出典:岸田文雄HP
名前:岸田文武
生年没年:1926年 – 1992年
出身校:東京大学法学部
前職:通産官僚、中小企業庁長官
所属政党:自由民主党
戦後間もない1949年に通産省(現・経済産業省)1978年退官するまで、要職に就くなどして活躍します。
非常に読書好きで見識が高い人物だったそうで、1979年の総選挙で衆院議員に当選して以降、深い見識を買われ、様々な特別委員会等の委員あるいは理事として活躍した人物です。
亡くなる2年前の1990年3月には内閣委員長という要職に就任しました。
岸田文雄は宮沢喜一元総理大臣も親戚!
岸田文雄氏はあの第78代内閣総理大臣の宮澤喜一氏(故人)も親戚にあたります。
名前:宮澤喜一
生年没年:1919年ー2007年(87歳没)
出身:東京
出身校:東京帝国大学・法学部政治学科
前職:大蔵省大臣秘書官
所属政党:自由民主党
1953年に広島県で初当選して以来、大蔵大臣や郵政大臣、農林水産大臣などの要職も歴任した人物です。
岸田文雄の母方は実業家系だった!
岸田文雄政調会長は財務省のポチであるから、リフレ政策、財政拡大は難しいだろう。でも、日本経済にとって最大の課題はデフレからの完全な脱却である。それには財務省の緊縮財政と消費増税ではない。外交・安全保障は日米同盟が基軸である。今度の総裁候補で親米政治家は岸田文雄氏だけである。 pic.twitter.com/8VRb6j1mPT
— 渡部篤 (@watanabeatushi) September 7, 2020
父方の家系は政治家、官僚の家系でしたが、岸田文雄氏の母方の家系は実業家系です。
岸田文雄の母方の祖父は実業家の井口良二
岸田文雄氏の母方の祖父は実業家の井口良二氏です。
残念ながら顔画像は見つけられなかったのですが、経歴がまさにエリート!
学校を卒業した後に、三菱商事に入社し、常務にまで大出世した人物で、その後日東製粉社長などを務め、96歳の大往生の人生でした。
名前:井口良二
出身:佐賀県
生年没年:1895年-1991年
出身校:東京高等商業学校(現・一橋大学)
職業:三菱商事常務→日東製粉社長
そしてその子供である伯父の井口三郎は新日本観光興業専務を務めていました。
まさに、実業家代表の家系ですね。
岸田文雄の嫁・裕子夫人は社長令嬢で息子は議員秘書!
そんなハイブリッドの政治家の岸田文雄氏も、また社長令嬢である妻•裕子夫人と結婚しています。
裕子夫人の父は広島にある三次開発興行株式会社の社長を勤めていた、和田二郎さんです。
三次開発工業株式会社は、1969年に創業された不動産賃貸業などを手掛ける企業です!
お二人は1988年にお見合いで結婚されたそうです。
自民党・岸田文雄政調会長が自民党総裁選に出馬し、メディアでの露出が多くなってから、奥さんを前面に出したり、自分を『キッシー』と呼んでとか、文句ばっかり言ってる某候補者とは違ってソフトな物言い…。
女性に限らず、岸田さんってこんな人だったんだって感じで、確実に好感度上がってるよね。 pic.twitter.com/H7Q2xwh47U— Mi2 (@mi2_yes) September 4, 2020
その後、3人の息子に恵まれ、長男は三井物産に勤めてた後、現在は父の議員秘書を務め、父のように政治家になるべく修業しているそうです。
次男、三男は都内の大学に通っているとのこと。
政治家の岸田文雄氏と社長令嬢の裕子夫人の間に生まれた息子さんたちもまさにハイブリッドですね!
岸田文雄の年齢プロフィール
名前:岸田文雄
生年月日:1957年7月29日
年齢:63歳(2020年9月時点)
出身:東京
出身校:早稲田大学法学部
前職:日本長期信用銀行行員
衆議院議員岸田文武秘書
所属政党:自由民主党
配偶者:岸田裕子
親族:祖父・岸田正記(元衆議院議員)
父・岸田文武(元衆議院議員)
従兄弟・宮澤洋一(参議院議員)
岸田文雄氏は祖父から続く政治家の家系に育ち、早稲田大学卒業。
その後に、日本長期信用銀行に入行を経て1987年に、父・衆議院議員岸田文武の秘書となり、政治家としての修業を始めました。
1993年:第40回衆議院議員総選挙で、旧広島1区から自由民主党公認で出馬し、初当選したところから政治家人生がスタートします。
2001年:第1次小泉内閣で文部科学副大臣に任命される。
2007年:第1次安倍改造内閣で内閣府特命担当大臣に任命され、初入閣。
2011年:自民党総裁谷垣禎一の下、党国会対策委員長に就任
2012年:政界引退を表明した古賀誠から宏池会を継承し、第8代宏池会会長に就任する。
2012年:選挙後に発足した第2次安倍内閣では外務大臣として入閣する。
2017年: 1月6日、外務大臣在職期間が大平正芳を超え、戦後の外務大臣としては歴代2位、専任の外務大臣としては歴代最長となる。防衛大臣も兼務する。
2020年:安倍晋三元総理大臣の辞任を受け、自民党総裁選に出馬。
菅義偉元官房長官や、メディアが押す石破茂氏などとの激戦が予想されますが、結果はいかに?
楽しみにしましょう!