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佐々木朗希が所属する大船渡高校は甲子園に出場できるの?決定するのはいつ?

ハナ
ハナ
こんにちは、ハナです♪



先日、高校野球界で史上最速の時速163キロという豪速球を記録した、佐々木郎希(ささき・ろうき)選手への注目がますます上がっていますね!


現在アメリカのメジャーリーグ(MLB)で活躍する大谷翔平選手菊池雄星選手をしのぐと言われる、「令和のスター」と言われる佐々木朗希選手ですが、今年で高校3年生。


念願の甲子園への出場が期待されますが、佐々木朗希選手が所属する


大船渡高校は甲子園に出場できるのでしょうか?


甲子園への出場が決まるのはいつなのか?もあわせて、調べました♪





佐々木朗希が所属する大船渡高校は甲子園に出場できる?



「甲子園が何かはさすがに知ってるわ!」という方は大船渡高校は甲子園に出場できる?へどうぞ♪

そもそも甲子園とは?



甲子園とは正式名称を「全国高等学校野球選手権」と言います。


カンタンに言うと、

全国の各都道府県から一番強い高校が集まり、

日本一を目指して一発勝負のトーナメント形式で競う大会

です。


ちなみに、「春のセンバツ大会」と呼ばれる全国大会もありますが、こちらはその名の通り全国から選ばれた32チームだけが集まる大会のため、出場できない県が存在します。

どうやったら甲子園に出場できるの?(岩手県の場合)


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引用:朝日新聞



上記で述べたように、「各都道府県で一番強い高校が出場する」わけですから、

県内で一番になることで、夏の甲子園に出場ができます。


佐々木朗希選手が所属する大船渡高校は岩手県にありますので、今回は岩手県を例に説明しますが、


結論を先に言うと、


7月に行われる夏の岩手県大会で優勝すると甲子園に出られます。


岩手県の高校野球には主に以下の大会があります。

岩手県の高校野球・年間スケジュールまとめ



 ①秋の岩手県大会(いわゆる新人生) ・・ 9月
 ②秋の東北大会(県大会の上位3位まで出場)・・・・10月
 ③明治神宮大会(秋の東北大会優勝校が出場)・・・・11月


 ④春の岩手県大会(全国大会に向けた腕試し的)・・4〜5月
 ⑤春の東北大会(県大会の上位3位まで出場) ・・・・6月
 ⑥春の高校センバツ大会(全国大会)     ・・・・6月
 (全国大会/その年によって出る出ないが変わる)


 ⑦夏の岩手県大会(実質甲子園の県予選) ・・7月
 ⑧「甲子園」大会(全国の優勝校が出場)・・8月




岩手県においては、この青字の夏の岩手県大会で優勝することが、甲子園出場の条件となります。





大船渡高校は甲子園に出場できる?



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(引用:日刊スポーツ)



では、佐々木朗希選手はじめ大船渡高校は甲子園に出場できるのでしょうか?


先に結論を述べると、大船渡高校が甲子園に出場できる確率は5部ー5部が正直なところではないでしょうか。


その理由を述べていきますね。

過去の大会結果から検証



検証するためにも、過去の大会結果を見てみましょう。

●2019年春季大会(岩手)



先日2019年5月26日に決勝が行われた直近の岩手県春季大会では、なんと大船渡高校は10回延長戦の末に一回戦(5月18日)で負けてしまいました!

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(引用:高校野球ニュース)


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(引用:高校野球速報)



とはいえ、実は佐々木朗希選手は登板していなかったんですね。


完全に甲子園につながる夏の大会に照準を当てていることが伺えます。

春季県大会1回戦で、釜石に延長10回サヨナラ負け。
佐々木朗希は4打数1安打で登板はなく、試合中にブルペンに入ることもなかった。
「春に勝っても東北大会(出場)で終わりなので。(敗戦が)夏につながると思ったらそれがベストなのかなと思います」と冷静に話した。
夏の岩手県大会は参加校数にもよるが(昨夏は66校出場)、甲子園出場には6勝が必要になることが濃厚。2回戦でいきなりシード校と対戦する可能性も出てきた。
(引用:日刊スポーツ)



ということで、今年の春の大会結果からは正確に検証ができませんでしたが、佐々木朗希選手が登板しない場合は岩手県内で1〜2回戦レベル・・?と言えなくもありません。


では続いて、昨年秋に行われた県大会の結果を見てみましょう。

●2018年秋季大会(岩手)


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(引用:日刊スポーツ)


第71回秋季東北地区高校野球岩手県大会(岩手県高野連主催、朝日新聞盛岡総局など後援)の決勝が24日、花巻市の花巻球場であり、盛岡大付が花巻東を破って2年ぶり10回目の優勝を果たした。3位決定戦では専大北上が大船渡に勝利した。
(引用:SPORTS BULL)



実は秋の岩手県大会では大船渡高校は3位決定戦で負けてしまい4位となったために、秋の東北大会には出場できませんでした。

2018年 秋の岩手県大会 結果



 優勝 盛岡大学付属高校
準優勝 花巻東高校
 3位 専修大学付属北上高校
 4位 大船渡高校



昨年の秋の段階ではチームは出来上がってはいないものの、県内の強豪私立高校に食い下がるレベルまでいっていたということがわかります。




大船渡高校は甲子園に出場できる?・・確率は50%


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引用:日刊スポーツ



あくまでも過去の試合結果からの判断ですが、


大船渡高校が甲子園に出場できる確率は50%ほど


ではないでしょうか。


日本代表候補でもある佐々木朗希選手が登板すれば優勝の確率はぐんと上がるものの、野球はあくまでもチームスポーツ


甲子園に10回近く出場した歴史のある私立高校勢を全て倒して、公立の大船渡高校が甲子園に出場することは決して簡単ではありません


それでも令和のスターと言われる佐々木朗希選手をはじめ、中学から共に戦ってきたチームメイトたちは、


単なる自分の夢だけでなく被災した地元や家族の期待も背負い
入学当初から甲子園出場を目標としてきた



わけですから、そんな大船渡高校が念願の甲子園出場を決めることはまったく不可能ではないと言えます。

公立高校と私立高校の違い?!


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と、ここで注目したいのが、佐々木朗希選手が所属する大船渡高校は公立高校という点です。


私立高校は有能な選手集めやグラウンド・設備・指導者などに資金を投入できることから、環境面が公立高校とは圧倒的に違います


私立は勝つために県外からスポーツ推薦で有能な選手を集めることができますが、公立の大船渡高校は基本的には地元出身の選手しかいませんし、指導者も外部コーチを呼ばない限りは、基本的には先生が指導しますが、公務員先生は定期的に異動があります。


そういったさまざまな環境面が私立高校と公立高校とでは条件が違う中で大船渡高校は優勝を狙い甲子園に出場することを目指しています




佐々木郎希が大船渡高校に進学した理由が泣ける


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引用:日刊スポーツ



佐々木朗希選手は中学生の時から強豪私学高校のチームのスカウトが見に来ていたそうです。


その中でも甲子園優勝経験のある名門・大阪桐蔭高校からスポーツ推薦の誘いが来ていたという報道がありました。


しかし、佐々木朗希選手はその誘いを断ったんですね。


それは、


「自分が育った地元で、一緒に戦ってきた地元の仲間とで私立を倒し、父親や兄たちの分も勝ち、彼らが達成できなかった甲子園出場を叶える。そして地元や岩手・東北を元気づけることもできるし、それが地元への恩返しになるから。」


という想いからでした。

県内外の強豪私学からの誘いも「母や弟も支えたいですし、地元で甲子園に行きたいので」と断った。「自分が育った場所ですし、兄も同じ高校なので、兄の分も勝ちたいと思いましたし、最適な場所。地元も岩手や東北も元気づけることができると思うし、それが自分たちの役目だと思っている。結果が一番の恩返しになる」
(引用:日刊スポーツ)



もちろん「甲子園出場」「プロ入団」を目指すのであれば、甲子園常連の強豪校へ行った方が断然確率はあがったはずです。


でも佐々木選手は、「地元のみんなと甲子園に出る」ことを目標に選んだのでした。


そういう背景があったからこそ、甲子園につながる夏の大会に焦点をあてて春の大会では登板しなかったのも納得ですよね。

ハナ
ハナ
震災で甚大な被害に遭った地元や家族、野球部の先輩たちの分の想いも背負うと決めた、佐々木朗希選手の覚悟に泣けてきますね・・・。





佐々木郎希が所属する大船渡高校の甲子園出場が決定するのはいつ?



上記の年間スケジュールにもありますが、甲子園出場するか否かが決まる今年の夏の岩手県大会は7月11日(木)に開幕し、決勝は7月24日(水)に行われる予定です。


もし大船渡高校が優勝をすれば、


甲子園出場が決まるのは7月24日(水)ということになります。



参考までに昨年(2018年度)の組み合わせ(勝ち上がり表)を載せておきます。

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(引用:高校野球ニュース)



2018年の岩手県では全66チームが出場し、一発勝負で優勝校を決めました。


その結果、あの大谷翔平選手の出身校である花巻東高校が優勝し、甲子園に出場しました。




もし大船渡高校が甲子園に出場したら、その先は?



大船渡高校は過去、1984年(昭和59年)に甲子園初出場をして以来、一度も甲子園に出たことがありません。


もし今年甲子園出場を叶えるとすれば、35年振りの快挙となります。


そしてその先に目指すのは甲子園優勝・日本一でしょう。


ただ岩手県代表はおろか東北勢は、これまで一度も甲子園の優勝経験がありません。


あの大谷翔平選手が所属していた花巻東高校も、甲子園の決勝で敗退してしまいました。


佐々木朗希選手にフォーカスするなら、甲子園のあとは日本のみならずアメリカ・メジャー行きも見据えたプロ入り、そして日本代表として東京オリンピック(五輪)出場ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場も見えてきます。


多くの人の想いと将来への可能性を秘めて、今年の夏の大会に焦点をあててこれからチームの仕上げに入っていくことと思われます!





まとめ



高校会1番の注目選手である佐々木朗希選手の所属チーム、


岩手県の大船渡高校は甲子園に出場できるのか?/出場が決まるのはいつなのか?


を検証してみました。

結論


大船渡高校は甲子園に出場できるのか?
     ・・決して高い確率でいけるというわけではない(確率5割)


いつ甲子園出場が決まるのか?
     ・・7月24日(水)か、その前に負ければそこで引退




となります。


春の大会では一回戦負けしてしまいましたが、夏の大会が甲子園出場につながる一番大事な大会ですから、照準を合わせてくるに違いないでしょう!


令和のスターが、私立校相手にどこまで食い下がるか、ますます注目度アップですね!!!



最後までお読みいただきありがとうございました!

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