ロサンゼルス・エンゼルスの故・タイラー・スカッグス投手が急死(2019年7月1日)してから半月が経ちましたね。
突然死の原因については家族の要望で、すべての捜査が終了したあと(2019年10月2日)に公表されると地元警察からは発表されていました。
ですが、ここにきてタイラー・スカッグス投手が急死した原因は薬物摂取による心不全が死因なのでは?という最新情報が入ってきました。
今回はタイラー・スカッグス投手急死の原因や死因が薬物の可能性があるのか?について調べました。
スカッグス投手急死の経緯
▼タイラー・スカッグス投手急死の詳しい経緯についてはこちらもどうぞ
ロサンゼルス・エンゼルスのタイラー・スカッグ投手は遠征試合のために敵地テキサス入りしていた2019年7月1日の午前中、宿泊先のホテルで意識不明の状態で発見。
かけつけた地元警察によりその場で死亡が確認され、タイラー・スカッグス投手は27歳という若さで亡くなりました。
警察によると一見、自殺・事件の可能性はなさそうという見解が発表されています。
その後、家族の要望により司法解剖を含めた全捜査・MLBのシーズンが終わるまでは死亡原因は公表しないとされています。
なおタイラー・スカッグス投手は2018年に妻・カーリーさんと入籍したばかりでした。
スカッグス投手急死の新情報【薬物が原因説】浮上
急死の原因が明確に公表されないまま、ここにきて新情報が流れました。
スカッグス投手の死因がマイケル・ジャクソンと同じ死因(薬物の過剰摂取による心不全で死去)である可能性があるというものです。
マイケル・ジャクソンは強力な麻酔薬の過剰摂取により心不全を起こして死亡したとされ、処方した専属医のコンラッド・マレー氏は未だに公判中です。
今月1日、遠征先となったテキサス州サウスレイクのホテルで急死したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手(享年27)について、同投手の故郷でもあるカリフォルニア州サンタモニカの「サンタモニカ・オブザーバー紙」が「オピオイド鎮痛剤の過剰摂取で死亡したと推測される」と報じた。
鎮痛剤の過剰摂取は、2009年6月に50歳で他界した人気歌手、マイケル・ジャクソン氏の死因として有名。(引用:Livedoor NEWS)
マイケル・ジャクソンが使用した薬物は「プロポフォール」という強力な麻酔薬であり、今回スカッグ投手が摂取した可能性がある薬物は「オピノイド鎮痛剤」とい割れています。
鎮痛剤は「痛みを和らげる」目的の薬物ですよね。
実はスカッグ投手は2016年に肘靭帯の手術(トミー・ジョン手術)を受けたことことがあります。
さらに近年は捻挫などの故障も多かったようですので、大事な試合直前の練習あとなどで痛みがある時に鎮痛剤を摂取していた可能性はゼロではないといえます。
実際プロ選手は「試合をする」ことで報酬を得るわけですから、痛みを止めて試合めば数字を残せるのであれば鎮痛剤を投与することも珍しくはありません。
ちなみにオピノイドもプロポフォールも危険(違法)薬物に指定はされていませんので、医師の処方があれば手に入れることができます。
スカッグス投手急死の新情報【薬物が原因説】の信ぴょう性は?
今回の報道について、報道元であるエンゼルスの地元であるロサンゼルスのサンタモニカ・オブザーバー紙は「証拠はない」としています。
さらに所属チームのロサンゼルス・エンゼルス側も否定しています。
サンタモニカ・オブザーバー紙のデビッド・ギャニザー記者よる論説記事の中で言及されているもので、スカッグス投手はチームメートらが知らない医師からの処方で医療用麻薬でもあるオピオイド鎮痛剤を入手。「証拠はない」としながらもその死因についての見解を示した。
エンゼルス側は「根拠のない間違った報道」と反論。検視結果の公表は遺族側の要望によってシーズン終了まで先送りされており「彼の地元での報道だけに落胆しているし、有害な記事だ」とサンタモニカ・オブザーバー紙の姿勢を批判した。
とはいえ、報道には「チームには隠していた」とありますから、チームに知らないルートで薬物を入手していたとなればチーム側が知らないのは当然ではあります。
ということで、あくまでも推測の域は超えません。
ですが、幸せ絶頂な期待の若手選手のあまりにも急な死を考えると、説得力があるように思えてしまいますよね・・・
まとめ
今回は2019年7月1日に27歳という若さで急死したタイラー・スカッグス投手が薬物(鎮痛剤)の過剰摂取による心不全が原因(マイケルジャクソンと同じ死因)で死去したのでは?という情報について調べました。
あくまでも推測の域は超えませんが、状況から考えると大いにあり得る話だと思われます。
とはいえ、正式な死因原因の発表については全ての捜査&シーズンが終わる2019年10月2日以降の予定と言われていますので、それまで待ちたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。