2013年にヒットし、2020年に続編も放送されたTBS系ドラマ「半沢直樹」。
高視聴率続きで一世を風靡した一方、ドラマ半沢直樹への批判コメントが炎上する騒ぎとなりました。
「批判者は半沢直樹が嫌いなフェミニスト」とも言われていますが、批判内容や炎上理由・経緯が気になります。
そこで今回は、
・半沢直樹は直樹の人気度
・炎上した「半沢直樹が嫌い」なフェミニストの批判内容
・半沢直樹批判が炎上した理由や経緯とは?
について、まとめていきます。
半沢直樹2は高視聴率で大人気【2020】
バブル時代に就職した会社の闇を描いた群像劇で、主人公と敵という分かりやすい構図で勧善懲悪を描くドラマ「半沢直樹」。
当初は大人の男性層がターゲットでしたが、その痛快さと迫力の演技から老若男女幅広い層にファンを作りました。
そんな半沢直樹の続編の初回である2020年7月19日放送日の関東地区の平均視聴率は22.0%!
半沢直樹・続編への期待が数字として表れましたね。
2020年版も大好評のようです。
初回を見た人の感想ツイートをいくつか見てみましょう。
やっと見れた半沢直樹は期待を裏切らないおもしろさ😇😇😇
— 町田RiCE (@matidarice) July 19, 2020
半沢直樹おもしろ!
夢中になって見てた笑笑— もちこ。 (@motimotipiza78) July 19, 2020
半沢直樹びっくりするぐらい面白すぎる。セリフの言葉のキャッチボールと情報量で殴る展開楽しすぎる。
— 特撮最前線@ゼロワン&キラメイジャー&ウルトラマンZ応援中 (@sfx_saizensen) July 19, 2020
ドラマ『半沢直樹』を好きな理由のひとつは男がめちゃくちゃ陰湿だからですね
— 瀬尾はやみ (@hayamiseo) July 19, 2020
帰ってきた半沢直樹が第一話から半端なく半沢直樹だった。最高ですわ😉
— ヨコタ キュウソネコカミ (@shinnosukeykt) July 19, 2020
皆さん7年振りの半沢直樹に大満足のようですね。
半沢直樹がプチ炎上した理由と経緯をわかりやすく整理!
そんな大人気の半沢直樹ですが、一方では「半沢直樹が嫌い」という意見もあり、一部の批判ツイートがプチ炎上してしまいました。
その多くの意見は「女性軽視」といった声が多いようです。
中でも特に注目が集まったツイートがこちらです。
半沢直樹、2020年の続編で、いまだに内助の功の上戸彩とか、飲み屋で気持ちよくさせてくれる井川遥とか、古臭い女性像はゴリゴリのままで、それだけでなんかもう、今の時代にやる意味ある?と思ってしまうね…女性の生え抜き取締役とか出てきたら楽しくなるけど、、
— 星真梨子@JobRainbow COO (@_maricolle) July 19, 2020
他にも「半沢直樹 嫌い」「女性蔑視」という批判ツイートが投稿されました。
このドラマ、どこに需要があるのかな、と思いながら観てました。
職場は男性ばかり女性は奥様会。
妻が「お花を習ってる」っていう設定も…
今でもお花習う女性はいますけど、半沢直樹の世界観だと、「昭和の専業主婦の暇つぶし」感が。
サザエさんのような感覚で観たらいいのでしょうか?— 朋 (@tomotomocherry) July 20, 2020
半沢直樹が好きなのは、60代以上ではないか、あの古臭い女性像の描き方を共感して見られるのは、という意見が多いという。60代以上ではあるが、あちゃー古い、やっちゃったね、といのが偽らざる感想です。働く男を支える女性像なんて、先カンブリア時代と言われますね、今では。
— 山内志朗 (@yamauchishiro) July 22, 2020
半沢直樹の炎上から、その後ニュースにまでなった経緯を見ていきましょう。
ドラマ半沢直樹が炎上した経緯を時系列まとめ
▼半沢直樹批判が炎上した時系列整理▼
■2020年7月19日
半沢直樹 続編の初回が放送。
■初回放送中
半沢直樹の批判ツイートが投稿される
■投稿後
批判ツイートに対し、いいね1.3万件、リツイート3500件、リプライ270件以上つき、リプ欄は賛否両論の炎上状態に。
他にも半沢直樹についてフェミニスト的批判ツイートが多方面から次々と投稿された。
■7月22日
半沢直樹がツイッターでプチ炎上していることがネットニュースになる
人気番組なので色々な目線で見る方がいますよね。
ドラマのファンも多いので、批判ツイートが炎上してしまったようです。
半沢直樹が嫌いな理由?プチ炎上したフェミニストの批判内容まとめ
ドラマ半沢直樹はどんなところが女性軽視だと言われるのでしょうか?
そして半沢直樹の批判はなぜ炎上してしまったのでしょうか?
フェミニスト的な半沢直樹への批判理由を見ながら、それに対する反応を見てみましょう。
半沢直樹が嫌い?フェミの批判理由① 女性の立場が低い
半沢直樹への批判理由の1つ目は、ドラマで出てくる「女性の立場が低い」ということです。
・内助の功で専業主婦の奥さん
・飲み屋で男性を接客する女将
など男性を支える立場の女性が半沢直樹では目立ちます。
逆に主な物語の舞台になっている企業には女性が少なく、登場人物のほとんどが男性です。
これに対して、
「男性をサポートする女性ばかりで女性蔑視だ」
「女性の取締役がいればいいのに」
などの批判ツイートが登場。
さらにその批判として、
「フェミニストを対象としたドラマじゃないから」
「ドラマの世界観に口出してもしょうがなくない?」
「女性が活躍するドラマばかり見てれば?」
などと反論があり、プチ炎上となりました。
半沢直樹が嫌い?フェミの批判理由② 現代でドラマ化する必要がない
半沢直樹への2つ目の批判理由は、女性像が前時代的で「現代でドラマ化する必要がない」といったものです。
1つ目の批判理由にあるような内助の功的な女性像は、2020年頃の現代では減ってきていますよね。
働く女性が多く、仕事でも活躍している現代にマッチしていない女性像を現代で描くことに批判が集まりました。
「今の時代にやる意味ある?」
「2020年に新作としてやることに疑問」
「半沢直樹好きなの、60代以上の人たちだと思う」
「脚本家の考え方が古臭いまま」
などなど。
ただこれに対してもやはり反論が殺到し炎上。
「原作の作者は原作とは時代が変わったと言っていますよ。当時の時代背景を考えて見るべき」
「ドラマにそこまでリアルを求めなくてもいいのでは?」
「バブル期に就職した人たちの話ですから」
現代と同じ世界観で作品を作る必要はないという反論が多くみられました。
半沢直樹が嫌い?フェミの批判理由③ 「妄想の押し付け」
半沢直樹への批判理由の3つ目は、色気のある女性のシーンが男性の「妄想を押し付け」ているということです。
半沢直樹の続編第一話では、南野陽子さん演じる女副社長が、ハイヒールを脱ぎ捨てて男性に迫る色気たっぷりなシーンがありました。
このシーンに対して、
「南野陽子が乱れるシーンが一番良かった!」
「南野陽子の描写がエロくて色気がすごい」
など、演技と演出を絶賛する意見がありました。
しかし、フェミニスト的立場からは
「南野陽子のキャラ最悪、男の妄想お色気押し付けキモ過ぎ」
「あのシーンは本当に意味が分からない」
と批判が。
これに対しても、
「フィクションに言われても…」
「嫌なら見なきゃいい」
「嫌いなドラマ見てるなんてどんだけ暇なんだ?」
とまたもプチ炎上となってしまいました。
まとめ
男性がメインの物語である半沢直樹に、男性のサポートにまわる女性像が前時代的、お色気シーンが妄想の押し付けで嫌という意見があり、物語の設定に文句を言うなという反論が出て、プチ炎上となってしまいました。
ドラマを見て感じることは人それぞれ。
しかし、どのドラマにもテーマがあるので、それを描くための設定に文句をつけては、個性がない作品ばかりになってしまうかもしれませんね…