こんにちは、ハナです。
2019年6月13日午前中、東池袋駅前で起こった「池袋事故」の加害者・飯塚幸三さん(88歳)が事故後初めて実況見分に同行したことがニュースになっていましたね。
この事故を巡ってはかなり批判の声が多く、2ヶ月たった今も逮捕・勾留・起訴も何もされていないことへのモヤモヤが晴れない方が多く見受けられます。
という私、ハナも事故後から少し時間が経ち現在の状況がよくわかっていなかったため、一度このタイミングで最新画像も交えながら事故後から今現在までの経緯を時系列でまとめました。
また、今回の件は確実に有罪になることは目に見えていますが、その刑罰が何になるのかについても分かる範囲で調べました。
池袋事故のその後の経緯を時系列まとめ(最新画像)
【4月19日】池袋事故・発生時
●2019年4月19日午後12時25分頃
東池袋駅前で事故が発生。
加害者の飯塚幸三(いいづか・こうぞう)さん(88歳)が最初に縁石に衝突し、パニックになった状態からブレーキを踏むことなく、時速100キロ近くの速さで3箇所の横断歩道を含む約150メートルに渡って爆走し、計12名の死傷者を出しました。
死傷者のうち横断歩道を自転車で横断中だった松永真菜(まつなが・まな)さん(31歳)と娘・莉子(りこ)さん(3歳)が残念ながら亡くなりました。
【4月19日】池袋事故・事故直後
●2019年4月19日
事故発生直後、事故を起こした飯塚幸三さんを含め12名の死傷者が病院へ搬送。
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2名の死亡が確認、報道される。
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加害者として飯塚幸三さんの名前が判明した途端にネット上で元役人だったことが特定
逮捕されないことにより「上級国民を贔屓している!」と大騒動に発展し炎上。
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杖を使って外出しなければならないほど足腰が弱まっていた事実が公表されさらに炎上。
飯塚さんと同じマンションの住人男性は今年、飯塚さんが駐車場にうまく車を止められず、前後に何度も動かす様子を見たという。「奥さんが外に出て『もっとハンドル切って』などとやっていた」。男性は「事故を心配していた。ショックです」。飯塚さんは1年ほど前、男性に「運転をやめる」と話していたといい、最近は足を悪くし、杖を使って外出していたという。(引用:朝日新聞)
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その後、加害者の飯塚幸三さんもエアバッグによる胸部骨折で入院していることが判明。
逮捕や身柄拘束されない理由については「入院していることで証拠隠滅や逃亡の可能性がないため「とされた
ただただ心が痛かったです。。
【4月24日】松永真菜さんの夫による記者会見
●2019年4月24日
亡くなった松永真菜さんの夫(32歳)が都内で記者会見を実施
日本中が悲しみに包まれた。
上級国民様が起こした事故は、二人の命を奪い、この男性からかけがえのない家族を一瞬で奪った。保身の術ばかり長けた上級国民である老人はどう責任をとるのか。勲章が何の役に立つのか。
「寿命尽きるまで一緒のはずが」池袋暴走、遺族の夫会見(朝日新聞デジタル) https://t.co/OYUAGIYB2K
— mika_berry (@mika_berry) April 24, 2019
妻と子を持つ一人として、松永さんの訴えを聞いて胸が裂ける思いだ。しかし加害者の飯塚氏は謝罪するところか、犠牲者と遺族に悔やみの一つも言っていない。この元高級官僚には、人間としての心があるのか。司法は彼を逮捕せずにして良いのか。 https://t.co/S9n7g0smaS @YahooNewsTopics
— 石平太郎 (@liyonyon) April 24, 2019
池袋事故で妻娘を奪われた旦那さんの会見。本当は犯人を罵倒し殴り倒したい気持ちを押し殺して「悲惨な事故が今後起きないように力を尽くしたい、その為に生きる事にしました」と涙を堪えながら話してる。このGW、ドライバーより一層の安全運転を、歩行者はしっかり周囲の確認お願いします。 pic.twitter.com/tatqH4qd51
— 隠遁人妻27歳 (@atasihaOTMA) April 24, 2019
池袋での母子死亡事故。残された遺族が「最愛の妻と娘を突然失い、ただただ涙することしかできず、絶望している」と会見。一方の事故を起こした高齢者は未だ逮捕もされず、任意聴取。詫びの一言もない。日本はいつからこんなデタラメな社会になったのか?
— 加藤清隆(政治評論家) (@jda1BekUDve1ccx) April 24, 2019
【5月上旬】池袋事故・事故から数週間
●2019年5月7日
警察の捜査によるドライブレコーダーや車体調査などからは、
・当時本人がパニックになっていたと思われること
・ブレーキ痕がないこと
・車体のアクセルやブレーキに異常はなかった
ことが判明。
●2019年5月18日
加害者の飯塚幸三さんが退院。任意聴取のため目白警察へ出頭。
捜査官へ「アクセルが戻らなかった」「ブレーキが利かなかった」と供述
その後も警察による現場検証や事情聴取が続く。
【6月13日】池袋事故・加害者同行による実況見分が実施
●2019年6月13日
午前中、飯塚幸三さんを同行して事故現場で実況見分を実施。
事故を起こした同じ方のプリウスに乗り捜査員の質問に答えたり、事故現場では実際に車から降りて当時の状況を振り返る
なお、最近になって「事故時にパニックに陥り、アクセルとブレーキを踏み違えた可能性もある」と言及している。
東京・池袋の都道で4月、暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が警視庁の調べに、「(最初に)縁石と衝突して以降、パニック状態になり、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性も考えられる」と説明していることが13日、捜査関係者への取材で判明した。警視庁は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑での立件を視野に任意で捜査を続ける。(引用:毎日新聞)
高齢者ドライバーがいる家族は、客観的に状況を判断し少しでも危険が考えられる場合には運転をさせないと心に決めなくてはいけませんね。。
飯塚幸三の起訴内容や刑罰は何?今後どうなる?
今後、さらに警察による捜査ののち調査報告書がまとめられ、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で立件される見通しとのことです。
立憲 → 起訴 → 裁判 → 刑が確定
という流れになるようですね。
横断歩道で死亡事故を起こした罪は重いものの、飲酒などの危険運転には該当しないとの判断でした。
刑罰については、猶予期間なしの実刑(禁錮)判決になるのでは?と専門家による予想がされています。
大澤氏は、飯塚元院長について、「起訴は免れない」ともした。
「車に問題はなく、運転操作ミスは明白で、過失が大きいので、検察は、公判請求をするでしょう」とみる。
裁判になったときは、事故の状況から、「実刑判決が出るのは間違いないと思います」と言う。
「横断歩道で死亡事故を起こしたときは、特にそうです。それも、2人の若い母子が亡くなっているという事実は重いですね。執行猶予が付く理由はないと思います」自動運転処罰法の法定刑は、7年以下の懲役もしくは禁錮などとなっているが、大澤氏は、禁錮4年前後の判決になるとみている。
(引用:J cast news)
まとめ
以上、今回の記事では日本中を騒がせた「池袋事故」について、その後の経緯を時系列でまとめ、下されるであろう刑罰についても調べました。
傷ついた被害者やその周りの方々には到底言葉が見つかりませんが、加害者となってしまった飯塚幸三さんにも個人的には同情してしまいます。
ここ最近、高齢者による事故が取りざたされていますが、20代の交通事故の方が統計的には多いことを考えると「明日は我が身」です。
もし自分が加害者やその家族だったら・・・と考えると、心が痛みますよね。
そのことを肝に銘じたいと思わされました。
近々法改正についても政府が動いていますし、引き続き動向を見守りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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