ダウンタウン松本人志さん・東野幸治さんが絶大な信頼を寄せる人物。
それが吉本興業の元社長で現・会長の大﨑洋さんです。
松本人志さんは「兄貴」と慕っているようでしたが、ダウンタウンとはどんな関係なのでしょうか?
この記事では大﨑洋会長の年収・経歴・顔画像や今回の闇営業騒動のことをどう考えているのかについてまとめました。
吉本興業・大﨑洋会長の顔画像と経歴!
名前:大﨑洋(おおさき・ひろし)
年齢:65歳(2019年7月22日現在)
生年月日:1953年7月28日
職業:映画プロデューサー
職種:吉本興業ホールディングス会長
学歴:関西大学社会学部
大﨑洋会長が出身の関西大学は偏差値60前後の優秀な大学で知られています。
大学卒業後に吉本興業に新入社員として入社。
サーフィンが趣味だったため、私服OKな吉本興業を選んだとか。
選んだ理由が軽いですね。笑
ですが本気になったらかなりの努力家で実力は誰もが認める腕前だそうです。
ワイドナショーで号泣していた東野幸治も大﨑洋会長崇拝しており、ダウンタウンの若手時代にはイロハを教えた存在。
松本人志が「大﨑さんやめるなら俺もやめる」と言うほど絶大な信頼を寄せている人物です。
大﨑洋会長の経歴
1978年 吉本興業株式会社 入社
1980年 吉本興業東京支社へ上司の木村政雄と共に異動
1982年 NSC(吉本総合芸能学院)の担当社員へ異動
2000年 グループ(株)ファンダンゴの取締役に就任
2001年 吉本興業の取締役&(株)アール・アンド・シーの取締役に就任
2002年 (株)有明スタジオの取締役に就任
2006年 吉本興業取締役副社長に就任
2009年 吉本興業代表取締役社長に就任
2019年 吉本興業代表取締役会長に就任
平社員で入社してから10年ちょっとで役員まで昇進していることから、相当な実力者なことが伺えます。
芸人育成の最前線NSC(養成所)設立時の担当社員ということですから、人を育て導くという部分に長けていたのだと思われます。
大﨑洋会長の性格と反社への取り組み
大﨑洋会長は敏腕であるとともに大阪人ならではのアニキ肌で、会社の方針に従わない芸人やタレントは容赦無く切るという厳しい姿勢も持っていました。
だからこそ、吉本興業が2009年に上場廃止したあと24時間体制のホットラインを用意したりなど、反社会勢力排除に対する姿勢を厳格にとってきたという背景があります。
それにもかかわらず、島田紳助さんの不祥事や今回の闇営業騒動が起こってしまったので、まだまだ不十分だった・反省しているとインタビューでは語っていました。
カラテカ入江慎也さんの解雇もそういう大﨑洋さんのスタイルが表れた結果なのでしょう。
夜中に居酒屋でイベントの打ち上げで、お酒を飲んでいたとする。隣のテーブルにちょっと怖そうな人たちがいた。「おう、お前ら芸人か、一杯飲んでいけ」と言われて、奢られてしまった。
そんなときには、すぐに外に出て、ホットラインに電話をして、「こんなことになりました。アウトですか、大丈夫ですか」と相談できる。
ぼくが社長になった当時、社内に反社のような人たちもいた。役員にもいて、身を賭して戦って、やっと追い出したんです。
でも今回、こういうことが起きて、まだまだ完璧ではなかったんだと。率直に言っている場合でもないのですが、じくじたる思い。申し訳ない。
吉本興業・大﨑洋会長の年収は社長以下の2億円?
大﨑洋会長の年収はいくらなのか気になりますよね。
会長職の場合は、一般的には代表権を持っているかいないかで変わってきます。
吉本興業は2019年より代表権を岡本昭彦社長に譲っているようですので、その場合は「社長時代の半額以下にはしない」という法律(慣例?)があるようです。
▼の記事より岡本昭彦社長の年収は2〜3億円ほどだと思われます。
今でもバリバリの大﨑洋会長の年収が最低レベルになるとはちょっと考えにくいですから、1.5〜2億円程が妥当なのではないでしょうか?
吉本興業・大﨑洋会長とダウンタウンとの関係は何?
大﨑洋会長はタレントの中でも特にダウンタウンとの繋がりが深いようです。
無名時代に若い二人を叩き上げ、東京に進出させた人物が他ならる大﨑洋会長(当時はプロデューサー)でした。
2019年7月21日に緊急生放送されたワイドナショーで松本人志さんが「大﨑さん辞めるなら俺も辞める」と言った程ですから、絶大な信頼関係があることがわかります。
会見後には、事態の収拾を決断して、同社の大崎洋会長(65)や岡本昭彦社長(53)と緊急会談。その席で、大崎会長からは「これ以上問題が大きくなるなら進退を考えないと」という言葉があったという。
「でもそれは全力で止めました。大崎さんがいなくなったら僕は辞めます。うちの兄貴なんでね。いなくなったら僕は辞めますね」とポツリ。(引用:スポニチアネックス)
大﨑洋会長は闇営業騒動についてどう思っている?
大﨑洋会長は2019年7月13日に公開された闇営業騒動に関する60分のインタビューに答えています。
経営者目線で考えれば、しごく真っ当なことを言っているのでは?と感じました。
「お笑いや芸」というものへの考え方、芸人への姿勢、居場所をあげたいという想いは、平社員からNSC(養成所)担当員を経て上り詰めた大﨑洋会長ならではの想いなのではないでしょうか?
インタビューの内容は以下にまとめました。
大﨑洋会長インタビュー内容まとめ
●闇営業騒動が起こった時
・第一報が入った時にすぐに社内で情報共有・警察に相談・当事者のヒアリングを始めた
・カラテカ入江は反社との繋がりが決定的だと判断し解雇を決定
・個人が自由に発信するのが芸人であると考えているため会社がコントロールすべきではない
・個人が堂々と発信すれば良いと思っている
・自由と信頼を吉本のモノサシとしたい
●反社会勢力の排除について
・反社かどうかを見分けるのは非常に難しい。怪しいお店など都度警察に相談して確認している
・芸人は声をかけてもらって成り立つ商売なのでなお難しい
・コンプライアンス(法令遵守)の社内教育用の小冊子を、警察OBの方々と一緒作成した
・大物も若手も対象にしたコンプライアンスの講習を毎年行っている
・24時間体制のホットラインも存在している(警察OBと総務部担当)
・社内のコンプライアンス体制が機能していなかったから起こった問題、申し訳ない
●ギャラが低いことについて
・ギャラが少ないから闇営業をするのは間違っている
・芸は人生をかけて何十年も積み重ねて完成するもの。
・修行時代に、先輩のおかげで舞台に立つ経験をしてもらう。ギャラの額の問題ではない
・吉本の芸人ならだれも笑ってくれなくても月に30万円払うというやり方は本当の芸人を育てるやり方ではない
・同級生からイベントの司会を頼まれてそこで3万円をもらったときに、会社に半分寄越せとは言ったことはないと思う
・100万円の仕事を個人で頼まれたときに、会社を通したほうがいいね、ということはありえる
・会社に一言伝えてくれれば全ての取引先について反社チェックもできる
●契約形態について
・芸人やタレントとの契約は口頭で専属実演家契約。民法上も成立
・タレントが出版したり映画に出るときは、別途、吉本興業が契約書を交わす
・いまの形が吉本らしいし、いいと思っている
・吉本に入ってお笑いやりたいんです、という子たちに、来るなとは言えません
・縁あって吉本の門をくぐった以上、本業で月に2000円しか稼げなくても、がんばって居酒屋のアルバイトであとの12万円を稼ぎなさいね、ということ
・吉本しか居場所がない人においでよ、と言うのは、まちがったことではないと信じている。
・リスクは大きいのかもしれないが、6000人と一緒に居場所を探すのが、吉本らしい。
中でも24時間体制のホットラインがあったことには驚きました。
大﨑洋会長が健全な会社としてやっていきたい、芸人・タレントを守りたいということが行動として現れていると感じました。
吉本興業の会社体制がわかる記事はこちら
まとめ
吉本興業の前社長・現会長の大﨑洋さんについて、年収・経歴や闇営業騒動についてどう考えているのか?についてまとめました。
やはり吉本興業を平社員から社長・会長まで上り詰めた人物なだけあり、お笑いについての姿勢や芸人たちを支える立場として筋が通っている方だなと感じました。
2019年7月22日の14時から吉本興業側の記者会見が行われます。
吉本興業のと所属芸人・タレントたちの関係が修復に向かうことを願いたいですね・・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。