新型肺炎コロナウィルスの正式名称は「COVID-19」とWHOから発表されました。
一体どんな意味でどんな由来があるのでしょうか?
スペイン風邪や日本脳炎のような「武漢肺炎」にはならなかった理由は忖度なのでしょうか?
わかっていることをまとめました。
【WHO】新型肺炎コロナウィルスの正式名称はCOVID-19に決定!
2019年2月12日付でWHOが新型肺炎コロナウィルスの正式名称を発表しました。
その名も「COVID-19」。
なんとも読みにくい名前ですよね^^;
読み方は「コヴィッド19」でしょう。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、ジュネーブで開いた記者会見で、新型コロナウイルスが引き起こす肺炎の正式名称を「COVID―19」に決定したと発表した。(引用:JIJI.com)
新型肺炎コロナウィルスの正式名称「COVID-19」の意味&由来は英語の短縮
WHOが新型肺炎コロナウィルスの正式名称「COVID-19」の意味や名付けた由来は、単純に英語の名称を短縮しただけでした。
英語で「コロナウィルス」CORNA VIRUSから「CO」と「VI」
英語で「病気」を表す「Diseases」から「D」
年号の2019年から「19」
を合わせて「COVID-19」
一見難しそうに見えますが、なんとも単純ですよね。
COVID-19=コヴィッド19と言われても、日本人にとっては化学記号のようで非常に覚えづらい名前だと思います。
新型肺炎コロナウィルスの正式名称COVID-19よりも「武漢肺炎」の方が定着?
今回WHOが新型肺炎の名称について協議されている間、多くの人が「武漢肺炎」だろうといっていました。
というのも過去に「スペイン風邪(Spanish Flu)」や「日本脳炎(Japanese encephalitis)」のように国や地域名が含まれた病名が存在したからですね。
実際、日本国内では「コヴィッド19」という名称よりも「武漢ウィルス」「武漢肺炎」の方が定着しそうですよね。
https://twitter.com/tayumama_1223/status/1227278496109514754
新ウィルスの名前・・・こーびっど??英語わかんない('ω')なんのこっちゃって感じ。新しい名前つこうが・・もう武漢ウィルスで定着してそう(*'ω'*)
— ティア★ (@thia08260003) February 11, 2020
懲罰的な意味も含めて、武漢ウィルスの方がいいだろう。 #COVID19
— 橙 (@ex_orange_00) February 11, 2020
WHOが、武漢ウィルス、中国ウィルスとは、名付けない、これは良いこと?#深層NEWS
— MITU (@MITU93563523) February 11, 2020
新型肺炎コロナウィルスの正式名称が「武漢肺炎」でなくCOVID-19なのは忖度なのか?
今回WHOが新型肺炎の正式名称を決める時は、より慎重になったそうです。
その理由は「風評被害を避けるため」とのこと。
ですが、過去にスペイン風邪や日本脳炎という名称が決められた時は「風評被害」について懸念はなかったのでしょうか?
結論として今回、習近平首席はじめ中国当局がWHOへ直接働きかけていました。
WHO以外にも習近平首席はアメリカのトランプ大統領やインドネシたのジョコ大統領と電話会談を実施し、過度な対応を取らないように要求。
それらのことを考慮してWHOは中国に忖度し「汚名を着せない」ような名称に決めたのですね。
WHOの新興感染症対策部門を率いるマリア・ファン・ケルクホーフェ(Maria Van Kerkhove)氏は7日、同機関の執行理事会に、「名称によってどの場所も連想されないようにするため、暫定の名称を付けることが重要だと考えた」と説明。
「多くのメディア報道が、今もなお武漢や中国を使って呼んでいるのを皆が目にしていると思う。
われわれはしっかりと汚名を着せないようにしたい」と述べた。(引用:JIJI.com)
会談の中で習主席は、「中国政府と人民は全力で感染拡大の抑え込みに取り組んでおり、この人民戦争に勝つ自信と能力がある」と強調したうえで、
「アメリカ政府には冷静に感染状況を評価し、合理的な対応措置をとるよう希望する」として、過度な対応を取らないよう求めました。(引用:NHK NEWS WEB)