今旬の政治家といえば、間違いなく河野太郎(こうのたろう)外務大臣ではないでしょうか?
2019年9月11日に発表の内閣の新体制について、河野太郎外務大臣が防衛大臣に就任しました。
河野太郎大臣は前外務大臣としても外交政策に置いて、変に妥協することなくしっかりと日本としての主張を一貫して訴え続けて活躍していましたよね。
日韓の情勢が不安定な中で、あえて河野大臣が防衛大臣に変わたのにはどんな理由があるのか?気になりますよね。
今回の記事では
・河野太郎前外務大臣が防衛大臣になった理由
・河野大臣が防衛大臣になるメリット・デメリット
をわかりやすく解説いたします。
河野太郎大臣ってどんな人?
名前:河野太郎(こうの・たろう)
年齢:57歳(2020年8月現在)
誕生日:1963年1月10日
学歴:ジョージタウン大学国際学部
肩書き:外務大臣
河野太郎外務大臣は神奈川の政治家一家に生まれ、おじいさんは副総理大臣にもなられている方でした。
曾祖父・河野治平さん
神奈川県議会議長
祖父・河野一郎さん
元朝日新聞社員→衆議院議員→農林水産大臣→建設大臣→副総理大臣 を歴任。
父・河野洋平さん
外務大臣、衆議院議員議長、自由党総裁 を歴任。
河野太郎外務大臣はザ・サラブレッドな血筋ですね!
そんな血筋をお持ちの河野太郎外務大臣は「史上最も仕事をする外相」とまで言われています。
河野太郎大臣が防衛大臣に就任した理由は何?わかりやすく解説
2019年9月11日に決定された内閣改造にあたって、河野太郎前外務大臣が防衛大臣になりました。
河野太郎外務大臣といえば、特に日韓問題の第一線で橋渡し役を担っていたため、毎日のように動向がニュースになっていましたよね。
また河野太郎大臣はツイッター上で持ち前のユーモアを発揮し、若者世代にも人気の高い貴重な政治家です。
そんな河野太郎前外務大臣があえて防衛大臣に就任したのには、理由は大きく2つあると思われます。
以下にわかりやすくまとめました。
河野太郎大臣が防衛大臣に就任した理由①
今の日本の外交問題の最も直近に改善が必要なのが日韓問題なのは明確でしょう。
中でも韓国が条約を破棄申請した日韓GSOMIAは実は防衛省の管轄となります。
このままいけば11月末に本当に日韓GSOMIAが破棄されてしまうことを考えれば、最も優先順位が高いのは
「韓国のGSOMIA破棄の撤回」のための対策を講じること
なのは明確ですよね。
その重要な立場に、外務大臣として一貫して毅然な態度をとりながら他国と対等にやりあうことのできる現・河野太郎外務大臣が就くことになれば
・外務省としてのリアルな現状を把握している
・日本外交の目指す方向を理解している
・防衛大臣としての立場で外交を考えることができる
・「日韓GSOMIAの継続」に向けた戦略・具体策を取ることができる
ことから、河野太郎大臣が他の誰よりも適任だと言えるのではないでしょうか。
そもそも、外交政策を進める上で、特に外相と防衛相は非常に関係が深く絡み合っています。
さらに窓口は外務相となるものの、例えば韓国に対する輸出管理については経済産業省や財務省も関わる問題。
そういった背景を熟知している河野太郎前外務大臣が新・防衛大臣を担うのは自然な流れともいえますよね。
河野太郎大臣が防衛大臣に就任した理由②
特に日韓・日中の緊張状態の中で河野太郎大臣は一貫して毅然とした態度で、妥協することもなく攻撃するわけでもなく、言うべきことをしっかりつ伝えてきたといえます。
さらにアメリカの大学を出ている河野太郎大臣は英語も流暢で、日米関係も良好に築くなど橋渡し役を担っています。
今の政治家でなかなか貴重な存在ですよね。
安倍首相もそういった河野太郎大臣の姿勢や立場、ポテンシャルを高く評価していたようです。
「河野氏は、いわゆる徴用工訴訟をめぐり、国際法違反の状態を続ける韓国政府に是正を求め続けた。首相は毅然とした対応を評価している。また、米国のポンペオ国務長官らとは厚い信頼関係を築いている。」(引用:新宿会計士の政治経済評論)
河野太郎大臣が防衛大臣に就任したメリット・デメリットをわかりやすく解説
続いて河野太郎前外務大臣が防衛大臣に就任したメリット・デメリットを考えてみました。
河野太郎大臣が防衛大臣に就任したメリット
河野太郎前外務大臣が新・防衛大臣に就任したメリットは
1、日本外交の現状・リアルを知っている
2、防衛大臣という立場で日韓GSOMIA継続への対策を具体的に推進できる
3、ツイッターを通じて今まで国民に対して不透明だった防衛大臣としての職について浸透する可能性がある
4、ツイッターを通じて日本の安全保障の状況が国民にどう影響があるのか?について浸透する可能性がある
からだと言えるのではないでしょうか。
これらは河野太郎大臣以外の人物では替えがきかない内容ともいえます。
河野太郎大臣が防衛大臣に就任したデメリット
続いて河野太郎前外務大臣が新・防衛大臣に就任したデメリットは
1、外務大臣に誰が就任するかによって、外交政策が上手く進まなくなる可能性がある
2、韓国のメディアでは「韓国に無礼な発言を吐きだした河野太郎外相が来週の内閣改造で交代すると見られる」と言われているため「本当にその通りになった!」と喜ぶ人が出る?可能性がある
といったところが、今の段階で考えられるデメリットと言えるでしょう。
正直、外務大臣の後任が誰になるのか・・?ということ以外はあまりデメリットはないのではないでしょうか?
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追記:茂木敏充(もてぎとしみつ)前経済再生担当大臣が就任しました。
期待しましょう・・!
河野太郎外相が防衛大臣就任の可能性に対するネット上の反応
河野太郎氏、防衛相の起用検討キタ~! @konotarogomame #内閣改造 #河野太郎 #防衛大臣
— 情報屋 (@joehouya9651) September 8, 2019
河野外務相は防衛大臣になるって?!
まぁいい。ひたすら核兵器禁止条約に反対してきた点に鑑み、河野太郎氏は安倍政権の防衛大臣にふさわしいと言えるでしょう。日本の国務大臣にふさわしいかどうかは別ですけど。— Mirai Sakomizu (@SakomizuMirai) September 8, 2019
河野太郎が防衛大臣は悪くないのでは?
— 宇奈月 (@unaduki_y) September 8, 2019
河野太郎さん、分裂とかして引き続き外相継続しつつ防衛大臣やってくんねーかなぁ
— 紺@Las Vegas (@falilvjojoc2) September 8, 2019
河野太郎、防衛大臣起用へ
よかったー
— Granada (@granada20922816) September 8, 2019
https://twitter.com/loveinjoker/status/1170599241099513858
https://twitter.com/dtukai1710/status/1170596929153064961
防衛大臣に河野太郎マ?!?!
嬉しすぎる— さぬー @旅日記 (@EastSpirits) September 8, 2019
https://twitter.com/zxcvbn7531/status/1170591006292447233
まとめ
以上、河野太郎外務大臣が防衛大臣に就任した理由やメリット・デメリットについてわかりやすくまとめました。
河野太郎外務大臣が外務大臣職から離れてしまうことについて「日本の外交大丈夫なの?」と心配しつつ「河野太郎大臣が内閣に残ってくれるなら安心」という声が多数見受けられました。
さすが「史上最も仕事をする外相」と呼ばれただけありますよね。
正式に新内閣の体制が発表されるのは2019年9月11日の予定です。
その正式発表まで、待ちたいと思います。
新内閣も発表されたことですし、各大臣の手腕に期待しましょう!