2019年6月13日）ＮＢＡのカナダチーム「トロントラプターズ」が、初のシーズン優勝をしました。
アメリカ以外に拠点を置くチームが優勝したのは歴史上初めてのことです。
それまでカナダではあまり人気のなかったバスケットボールですが、このトロントラプターズが勝ち上がるにつれ、カナダでのバスケットボール人気がうなぎのぼりに急上昇しました。
今回の記事ではトロントラプターズについてやＮＢＡ優勝の瞬間の画像、現地で観戦した感想をまとめました。
カナダでバスケットボール（NBA）人気が急上昇！
カナダは何と言ってもアイスホッケー大国！
他にも野球やカーリングはどんなに小さな町でもにクラブチームや練習場があるほど人気で、さすが北国だけあるなという感じです。
そんなカナダの人気のスポーツに、バスケットボールが仲間入りしました。
優勝したトロントラプターズ引用：公式インスタグラムより
カナダでは元々バスケットボールはあまり人気にスポーツではありませんでした。
昨年（２０１８年）のＮＢＡファイナルの時は、筆者はスポーツバーに行って、チャンネルを変えてもらって（頼まないと映してもらえないくらい誰も興味なし・・泣）、ケーブルテレビの前で一人寂しく興奮していたような状況でした。
２０１８年NBAファイナル観戦時の様子（一人寂しく・・笑）
ところが、今年はカナダのチーム「トロントラプターズ」がファイナルのトーナメントで勝ち上がるにつれ、人気が急上昇！
実際に２０１９年６月１０日のラプターズのゲーム５を見にトロントまで応援に行ったファンの方によると、
「トロント中のラプターズのグッズショップは
軒並みすっからかんで、町中の人がＴシャツや帽子を着て
何も身につけていない人を見つける方が大変だったよ！」
と言っていました。
そのくらい、トロントラプターズによってカナダでのバスケットボール人気が絶頂なんですね。
ＮＢＡとは？簡単解説！
ＮＢＡをよく知らない方のために簡単にまとめますね！
・アメリカのプロバスケットボールリーグで全３０チーム（2019年現在）
・大きく西と東に１５チームずつ分かれている
・プレイオフは西と東の優勝者を決めて最後に西ｖｓ東でチャンピオンを決める
・「ファイナル」と呼ばれる決勝戦は最大７試合で、先に４勝したチームがチャンピオンとなる
ラプターズは第６試合目で４勝し、優勝を決めました！[/word_balloon]
トロントラプターズについて
トロントラプターズは１９９５年にカナダ・トロントにできたバスケットボールチームで、今年で創設２４年になります。
チーム創設当時１９９５年の画像引用：公式インスタグラムより
チーム創設当時１９９５年の画像引用：公式インスタグラムより
アメリカのプロバスケットボールリーグＮＢＡの中で唯一アメリカ以外に拠点を置くチームです。
チーム名の「ラプターズ（Raptor）」の意味は、恐竜の「ラプトル」から取っています。
ラプトルはジュラシックパークでもよく登場する、小柄なのにずば抜けて賢くチームプレイで獲物を捕まえる、アイツら（笑）です！
映画「ジュラシック・ワールド」では「ブルー」と名前が付けられていましたね！
映画・ジュラシックワールドに登場する「ブルー」という名前のラプトル引用：Gizmodo
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トロントラプターズのロゴ
トロントラプターズのロゴはラプトルの引っかき傷がカッコ良い感じにデザインされています！
ラプターズのシンプルロゴ引用：NBA.com
ジュラシックパークを思わせるデザイン引用：Raptors.com
恐竜バージョンの壁紙画像引用：Raptors.com
ラプターズのロゴが訴えられた！
余談にはなりますが、２０１９年６月１１日付のニュースで、トロントラプターズのロゴがエナジードリンクの「モンスター」のロゴに似すぎていると訴えられたというニュースが報道されました！
There’s the battle on the court. Then there’s the battle in the court.
Win or lose the NBA championship, the Toronto Raptors will have to fight for possession of a team logo that — this week — seems almost as well-loved as the Maple Leaf.
Documents filed with the U.S. Patent Office’s trial and appeal board show that Monster Energy, makers of a popular energy drink, says the team’s logo of a clawed-up basketball is too similar to the one it uses.（引用：CBC NEWS）
〈日本語訳〉
コート上の闘いがあり、そして裁判所（英語で「コート」と呼ぶので、かけています）での闘いもある。
決勝で勝とうが負けようが、トロントラプターズはロゴを巡ってもう一つの闘いに挑まなくてはならなくなる。
そのロゴは今週、ほぼ全カナダ人から「カナダの象徴」として愛されているはずのものである。
アメリカ政府の商標登録を取り仕切る部門によると、「人気のエナジードリンク「モンスター」がラプターズのチームロゴがモンスターのロゴに『似すぎている』と主張している文書を提出した」とされる。
問題のロゴはこちらです。
訴えられたラプターズとモンスターのロゴ比較画像引用：Clutch pointsより
優勝が決まるかいなかの真っ只中に、まるで言いがかりのような内容ですよね・・
【動画】トロントラプターズＮＢＡ優勝の瞬間と現地の様子
引用：ＢＢＣニュース昨日、ファイナル２０１９の第６ゲームは敵地サンフランシスコで行われていたため、カナダにいるたくさんのラプターズファンは全国各地でスクリーンの前で応援していました。
筆者もそのうちの一人だったのですが、会場は大盛り上がりでしたよ！
（トロントまで足を運びたい気持ちやまやまだったのですが、チケット代と飛行機代で２０万かかるのです・・。）
ということで、田舎のスポーツバーではありますが、カナダ現地のファンの様子がわかる動画をご紹介します！
トロントラプターズＮＢＡ優勝の瞬間の動画
続いてトロントラプターズ優勝の瞬間の動画はこちらです！
▲トロントラプターズ優勝の瞬間動画（テレビ放映）
▲トロント中心街の大混雑の様子
トロントラプターズＮＢＡ優勝画像
優勝直後のカワイ・レナード引用：公式インスタグラム
優勝直後のイバカ引用：公式インスタグラム
優勝直後のマルク・ガソル引用：公式インスタグラム
優勝直後のカイル・ロウリー引用：公式インスタグラム
優勝直後のカワイ・レナードとステファン・カリー引用：公式インスタグラム
ＭＶＰを受賞したカワイ・レナード引用：公式インスタグラム
優勝カップを手にするトロントラプターズ引用：公式インスタグラム
引用：公式インスタグラム
優勝後のシャンパンかけ引用：公式インスタグラムより
カナダ現地で優勝の瞬間を迎えた感想
はじめはあまり関心のなかった人たちが、チームが勝つにつれて徐々に応援するようになり、最後には国全体が一体となって盛り上がっていく・・という変化を、とても短い期間の中で体感することができました。
観戦時につけていたピアス画像カタチも大事！
こうやってマイナースポーツであったり、スポーツに限らなくても結果を残す人の周りには応援する人も集まるのだな、と実感するとともに、この人気がこのまま続くかどうかはこれからの努力次第で変わるという、ある意味プロの世界の残酷なところでもありますよね！
とはいえ、しばらくカナダのバスケ人気の熱は続くと思われますので、余韻を楽しみつつ、次のシーズンにも注目していきたいと思います。
まずは２０１９年６月２０日に行われるＮＢＡドラフトに、史上初の日本人「八村塁」選手が参加しますので、テレビの前でドキドキしながらひっそり見守りたいと思います・・・！
▼八村塁選手についての記事はこちらもどうぞ！
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八村塁の弟・阿蓮と妹・安美菜もバスケ選手で激似？！画像・ダンク動画も
まとめ
今回はカナダでバスケットボール人気が急上昇した原因となったトロントラプターズが優勝した瞬間の動画・画像や、現地で体感した感想についてまとめました！
筆者は昔から、「バスケットボールを生でみたことがないだなんて人生損してるよ！」って色んな人に言ってきたくらいバスケが大好きなので、このタイミングでカナダにいられたことが幸せです❤︎
このバスケットボール人気がさらに広まって、毎試合のように他のファンの方と一緒にバスケットボール観戦ができる日が来ることを、ひっそりと願っています。笑
日本でもＢリーグがますますの盛り上がりを見せていますし、もし生でバスケットボールを観戦したことがないという方はぜひ一度見に行ってみてくださいね＾＾
ハマりますよ！笑
